猪瀬さんここまで来たらもう辞めたら

 昨年十二月の東京都知事選直前に、猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会」グループから五千万円を受け取った問題で、猪瀬氏周辺の人物が徳田毅(たけし)衆院議員に一億円の工面を依頼した際、「都知事選の相場で、それくらいは必要」と持ち掛けていたことが、関係者への取材で分かった。猪瀬氏は「選挙に使うつもりはなく、個人の借り入れだった」と説明しているが、実質的に選挙資金だった可能性がある。 
 関係者によると、徳洲会側からの資金提供は、猪瀬氏が療養中の徳田虎雄前理事長を訪れた昨年十一月六日の直後に浮上。猪瀬氏周辺の人物が徳田議員に「(落選したら)生活の不安があるから、何とかしてほしい」と伝えたが、金額を決める過程で、知事選に必要な額として一億円を依頼することになった。
 徳田議員から意向を伝え聞いた前理事長は「取りあえず五千万円を議員会館で渡せ」と徳田議員に指示。猪瀬氏が昨年十一月中旬、徳田議員から五千万円を受け取ったという。
 問題が浮上した今月二十二日、都庁で報道陣に囲まれた猪瀬氏は「選挙はお金がかかるかもしれない」「資金提供という形で応援してもらうという形になった」と述べた。だが、約二時間後の記者会見では「あくまで個人的な借り入れ」と強調し、この日のうちに資産報告書に借入金として五千万円を記入し、修正したことを明らかにした。
 資産報告書の記載漏れは都条例違反に当たるが、罰則はない。一方、猪瀬氏の選挙運動費用収支報告書に徳洲会関連の記載はなく、選挙資金を故意に記載しなかったと認定されれば、出納責任者らが公職選挙法違反に問われることになる。
 

これ『猪瀬氏側「1億円、都知事選の相場」 実質、選挙資金か』と題した東京新聞の記事である。
 
 
 猪瀬さん石原新太郎元都知事に請われ東京都副知事になったのが2007年(平成19年)6月だった。その前は作家として、政府の地方分権改革推進委員会委員として、あの通りの「歯に衣を着せない」スタイルで、官僚や政治家連中をタジタジさせていた頃がテレビに良く流れたものだった。当局側の役人に言わせれば、本当にニギニギしく小賢しい、「ああ言えばこう言う、正に上祐(元オーム心理教の責任者)さん」そのものであり、顔も見たくなかった存在だったらしい。それがあの石原極右の子分になったものだから、正直安堵したらしい。(何故なら霞ヶ関権力規制で復讐出来たから)ホント笑い事ではないのである。そう言う政治に絡んだ主張や経過を見れば、作今のぶら下がり会見等見れば、明らかに狼狽して、支離滅裂である。正にウソをついていると言わんばかりである。これ等検察に行く前にお縄である。笑うしかない。まっ!彼は完全犯罪の出来ない人間のようだ。知事に出るには少し早過ぎた。もう少し小沢一郎さんの爪の垢でも呑んでからと言えよう。