世の倫理を教えなきゃならない公務員とは何ぞや

 愛媛県職員の不祥事が相次いでいることを受け、県は29日、県庁で公務員倫理研修を実施した。出席した各部署の人事担当者ら計約80人が、公務員としての自覚を再認識した。
 研修は午前と午後の2回に分けて実施。午後の回では冒頭、石丸猛男管理局長が、「(不祥事は)職員一人が起こしたものであっても、県に対する県民の信頼を大きく損ねる。公務員倫理への認識を深め、不祥事を防止するためにはどのようにすべきか学んでいただきたい」とあいさつした。
 続いて、人材育成官の岡本靖氏が「公務員倫理を考える」と題して講演。「公務員であるということは結果に影響を与える。その行為がどのような結果をもたらすか、行動する前によく考えてほしい」と述べ、自分たちの行動が国民の利益につながっているか、真剣に考えるよう呼びかけた。
 

これ『「公務員倫理 自覚して」 不祥事続発で県職員研修 愛媛』と題した産経新聞2013.8.30 03:05の記事である。
 

 これは何も愛媛県に限った事では無い。全国津々浦々どこでも同じである。比較的大都市や小規模の田舎を除く、どちらかと言えば中都市の役人に多いみたいである。大都市は刺激が多いため、倫理感のある者と無い者とのギャップが多く、無い者が辞めても直ぐに補充が効く事が逆に歯止めになってるみたいである。小規模の田舎は人口が少ないため、役所そのものが家族的になってる事が連帯意識を持ってしまって、勝手な事が出来ない環境になっていての事と思われる。
いづれにしても、この公務員と言う種族は永年に染み付いた悪しき慣習から抜けきれない運命にあるため、前記した緊張感が緩めば即この記事の様になるは必定だ。ああ、悲しいかな公務員。