政党とは「国民の受益の為に働く」もの、それを理解してない社民党は存在の意義無し

 社民党は7月の参院選敗北を受けて引責辞任した福島瑞穂前党首の後任選びが難航し、又市征治幹事長が党首代行を兼務する異例の事態が続いている。地方組織からは地方議員も含め若手の抜てきを求める声も上がるが、党首選実施の有無を含め選出方法も決まっていない。
臨時国会は国会改革が焦点 野党分断の思惑も】
 次期党首は又市氏の昇格が順当だが、社民党は昨年の衆院選、7月の参院選と続けて惨敗。党存続も危ぶまれる中、地方組織からは「思い切って地方議員を起用してはどうか」との意見が出ている。
 国政経験のない地方議員の起用には「党運営を担えない」との異論もあるが、党所属国会議員は福島氏を除くと4人で、選択肢は限られている。又市氏のほかには、参院1期の吉田忠智政審会長を推す声もあるが、知名度不足は否めない。
 党首選を行わず、選考委員会を設置して代表候補者を選び、秋の臨時国会前の全国代表者会議で選出する案も浮上している。又市氏は8日の記者会見で「結束力、求心力を高める方法を選びたい」と述べるにとどめた。【光田宗義】
 

これ「<社民党>党首選び混迷 「地方議員を」の声も」と題した毎日新聞13日(火)17時47分配信 の記事である。
 

 思うに政党とは「国民の受益の為に働く」ものと私は理解している。
 はたしてこの党はその仕事をしてるのか。
 この党は党首選びの前に「国政には今何が必要かの論議が先」だと言う事がまるで解かっていない。選挙の度に支持を減らしているのは何故かがまるで解かっていない。55年以来の自民主導の政治に甘んじてた報いであり、何も現実を見ないで来たツケでもある。現実をみると言う事はどんな事か、今の社民の主張には皆無である。昭和から平成の時代に生きて、今もってイデオロギーの呪縛が解けない、正直驚きな政党である。この政党人も恐らく家庭を持っており、家族も居る筈である。だったら現代の若者の子供も居る筈である。家庭でその若者の子供と話す事ないのだろうか。食事時でも良い、現世の話し無いのだろうか。現世の歪や不満無いのだろうか。その不満を正直にぶっつけ合えば、今の社民党の主張おかしいと思う筈なのだがそれも無いと言うのだろうか。
 余裕の産物である、「憲法9条死守」、これが現世の政治の最優先課題なのか、私は問いたい。人間まず生きる事が最優先である。それが出来なければ、趣味もヘッタクレも無いのである。生きるためには、人間を殺せとまでは言わないが、最低限度生きるための食料を確保し、そして、十分な力を蓄えてから初めて、周りを見て足りないものを探すのではないのかと私は思う。今我々は金と言う物が無いのである。大変なるデフレに苦しんでいるのである。まずそれの解決に努力するのが政治ではないのかと私は思う。それも出来無いままに、何が「憲法9条死守」だ?。私はおかしいと思う。このギャップを有権者は正直に見ているのではないのか、えっ!社民党さん。