校長公募で赴任した大阪の民間校長3か月で退職、役人気質にまるで植民地

  大阪市立小中学校で今年度から導入された校長の全国公募に応募し、4月に民間人校長として就任した市立南港緑小(住之江区)の千葉貴樹校長(38)が、就任からわずか3か月足らずの25日付で退職することがわかった。
 校長公募は橋下徹市長の肝いりで導入され、今春に11人が就任したが、退職は初めて。
 千葉氏は外資系証券会社出身。退職理由は「一身上の都合」だが、関係者によると「公募校長としてやりたいことと、市教委が求める校長像の間に大きなズレが生じていた」と悩んでいたという。読売新聞の取材に対し、千葉氏は「現段階で理由は言えない」と明言を避けた。市教委幹部は「慰留したが、本人の考えとの隔たりは埋められなかった」としている。後任については、内部の人材を充てる方針。
 

これ『大阪市の公募校長、3か月で退職「理由言えぬ」』と題した読売新聞 6月25日(火)7時6分配信記事である。
 

 思うに同じ役人の中でも、この教育委員会と警察関係が一番旧来的と言うか化石的と言うかとにかく縦割りの厳しさでは有名だ。この外資系証券会社出身の民間校長、「俺が改革をしてやろう」と思ったのだろうが、そんなに簡単では無い。我々半世紀も傍で見て来たのだ、良く解かる。これらのとんでも無い人種は、もう化石の如く、頭の中が何10年もの間進歩せず、恐らく現世の常識は通じない位古いのである。しかし、人間としての欲望と本能は人一倍強いのである。そんな中で改革なんて10年早かった。人間改革するには仲間を増やす説得に全力を挙げねばならない。それが一瞬でも遅れれば、今の子供たちと一緒で、限りない「イジメ」を受けるのだ。その「イジメ」たるや筆舌に尽くし難いとも言える。この民間校長先生、恐らくかなりのイジメを受けた筈である。もう面子も何も無いのではないか。唯ひたすら離れたかったのではと同情したい。何度も見ていて良くこんな事がと言う事幾度と無く見て来た。とにかく酷いの一言に尽きるのである。
 このような教師から教育を受ける現在の子供たちの将来が知れてしまう。だからこそ、今の幼稚園・保育園児の若い親たちの価値観解かろうというものである。これにも増して酷いのは、警察関係役人である。これには後日に譲りたい。