昨日のNHK日曜討論を見て感じた事

「《テーマ》 終盤国会・参院選政治はどう動くかと言う事に対して10党の」代表者に聞く」としての討論である。
以下はNHKのHPより抜粋したものである。
会期が残り1か月を切った国会。自民・公明両党の幹部は、基本的に会期を延長せず、参議院選挙の投票日を7月21日とする方針を確認しました。
終盤国会、そして参議院選挙への対応をどうするのか。
与野党の幹事長・書記局長が討論します。
 
○放送 平成25年6月2日 9:00~10:20
 
○出演者情報
自由民主党 幹事長       石破 茂さん
民主党 幹事長         細野 豪志さん
日本維新の会 国会議員団幹事長 松野 頼久さん
公明党 幹事長         井上 義久さん
みんなの党 幹事長       江田 憲司さん
▼生活の党 幹事長        鈴木 克昌さん
日本共産党 書記局長      市田 忠義さん
社会民主党 幹事長       又市 征治さん
みどりの風 幹事長       亀井 亜紀子さん
新党改革 幹事長        荒井 広幸さん
 
○司会 NHK解説委員 島田 敏男
 
 

 自民党の石破幹事長と公明党 の井上幹事長は所要で出席せず、ネット上での参加であった。 今回は10時20分までの長丁場であり、3部構成だった。

1部は、アベノミクスについて。
2部は、1票の格差是正と定数削減について。
3部は、憲法改正について。
と言うような感じだったと記憶している。

1部については。各党とも、与党の公明党を除いては、一様に、物価が上がっても、給料が上がらず、共にアベノミクスの失政を問うのは同じと言えた。2部の1票の格差是正と定数削減については自公や維新みんなの要するに衆議院で可決して参議院に送った法案としての、現実に照らした、0増5減をまずはじめに処理ありきと、民主等のその他党の司法の指摘に沿った抜本改革の提唱の対立と相なった。3部の憲法改正については主権在民に照らし、国があるから国民では無く、国民があるから国としての考え方に照らし、憲法9条の前に憲法96条の手続法に踏み込み、2/3の可決は尚早との意見に割れた。
 
 私が全体的な感想を述べるとするなら、まずはじめに私が自公嫌いと言う事を最初に述べておかねばならないと思う。何故なら55年体制以来の政官癒着構造の独裁体制を是とし無い考えだからである。先にそれを言っておきたい。
 
 今回の討論会、全体的に見れば、私は政党の主張・考え方よりもまず自民党の石破幹事長の傲慢さが鼻についた事である。これは私が自民嫌いと言う事もあろうが、そうでもないそのしぐさにあった。他党の意見を聞いている時のその聞く態度である。彼は正直なのか解からないが、自分の嫌いな党の責任者が発言している時に、首を振ったり、下目つかいで見たり、彼特有の見下した様が鼻についた。特にその党とは、共産党はもとより、酷かったのは、小沢党首の生活の党だった。いくら嫌いでも、公党の責任者としては、例えそうでも大人気ないのではと見てて腹が立った。もう1つは、人間他人の風貌を言ってはならないのは重々承知しているが、あの人を喰った、あの目つきである。あれは例え意識してなくても、自分だけ偉く、その他は皆馬鹿と言ってる目つきである。主観的に言わせて貰えば、だからこそ地方で勝ちながら、本選の議員票で安倍さんに負けた意味解かったような気がした。あと気が付いた事は、公明の井上幹事長の何かこの場所に来て、都合の悪いような、何かバツの悪そうな、一歩引いたような、およそ今までの公明に似つかわしく無い態度が気になった事と、新党改革の荒井幹事長の自民への擦り寄ったような主張であった。個人的には私はみどりの風の亀井幹事長と日本共産党市田書記局長、みんなの党江田幹事長そして民主党細野幹事長の主張に共感を持った。