政権党自民党口の渇かぬうちに 自民の懲りない面々

 自民党の安倍総裁と公明党の山口代表が25日に署名する「連立政権合意」の最終案が21日、明らかになった。
  エネルギー政策では、原子力発電所の再稼働について「国際基準に沿って安全第一主義を徹底した原子力規制委員会の専門的知見の判断による」とし、厳格な安全基準に適合すれば再稼働を認める方針を示した。自民党衆院選政権公約で打ち出した「再稼働の可否は3年以内の結論を目指す」との再稼働容認の姿勢が反映されたものだ。その上で、公明党政権公約で「原発の新規着工を認めない」としたことも考慮し、「可能な限り原発依存度を減らす」との文言を盛り込んだ。
  最終案には〈1〉震災復興と防災・減災対策〈2〉景気・経済対策〈3〉社会保障・税一体改革〈4〉原発・エネルギー政策〈5〉教育再生〈6〉外交安全保障〈7〉憲法〈8〉政治・行政・公務員制度改革――の8項目が盛り込まれた。
 
 自民党山崎派(所属議員16人)の山崎拓会長は20日の総会で、会長辞任を表明した。
後任の会長には石原伸晃前幹事長が選ばれた。山崎氏は「石原派」の最高顧問に就任する。山崎氏は総会で「(政界を)引退する」と述べた。
 
 
この記事共にYOMIURIONLINEの報道である。
 
 

 先日の衆議院総選挙において、自民党は劇的な大勝で政権に復帰した。 
 余りの大勝に我を忘れ、浮かれ3年前に野党になった事を忘れたみたいに、もう3年前の自民党に戻ったみたいになってしまった。政権党の発言は、それこそ責任が伴うが、野党の発言は責任は無いと思っていたようである。政権に復帰してしまったら、もう昨日の発言は早速忘れ、エネルギー政策は前記にあるようにコロッと変化し、石原伸晃前幹事長等は派閥の会長になってしまった。やはり政治家と言もんは、嘘をつくのが当り前、逆接すれば、嘘ぐらいつけなければ政治家にはなれないと言う事にもなる訳だ。
 これでは酷かった民主党と何ら変わらないと言うべきか。今後の政権運営にはまたもや不安が付きまとう。何時になったら日本国は再生するのか甚だ頼りないと言うべきか。
 心配なのは、かなり張り切っていらっしゃる安倍総裁である。再度の宰相、張り切り過ぎて、プレッシャーに負けまたもや政権を投げ出さないかと言う事である。何とか頑張ってもらいたいものである。