民主党の城島光力国対委員長は8日午前、国会内で自民、公明両党との国対委員長と会談し、3党党首会談の開催を要請した。自民党が野田佳彦首相に迫っている衆院解散の確約に関しては「消費増税関連法案の成立後、近い将来国民の信を問う」との案を示した。自公両党は持ち帰った。
これ公の時事通信の記事である。
この報道の通りとしたなら、公党の大の大人のやる事か。恥ずかしい限りである。私は空いた口が塞がらなかった。と言うより笑い転げてしまった。私のこの笑いは、ただ単に可笑しいからだけで無く、完全にバカにした笑いだった。
もっとも当初より、総理の専権事項に踏み込むとは、治外法権であり政党政治にはあってはならなく、当の総理本人も、そこまで行く着く前に大人として、人間として普通はとっくに決断している、決断していた話である筈だ。ここまで政治を混迷させた責任は免れないと私は思っており、現在の状況は、政党政治の破たんであるし、野田総理と民主党の責任は重大である。
このやり取りを見ていると、本当に情けなくなる。全くもって次元が低いからだ。第一解散を決断しなければ不信任案提出と相手側に通告する者も者だが、それを受けた公党が今は駄目だが将来はと返答する方も方だと言いたい。この方々気は確かか。昔より怠け者が何度女房に「働け」と言われても働かず、痺れを切らした女房が最後通告に今後働かないと本当に別れるよ、と言った言葉にその怠け者亭主が本当に今度明日から心を入れ替えて働くと言うような、落語の落ちに採用されるような、民主党の返答である。さてその女房である自公どうするか。互いに、「持ち帰ってまで議論する」までの事か。本当にバカだろうかこの自公。野田さんに頭の程度見られてる。こんな可笑しい事久し振りである。