民主党もそうだがお目出度い自公

 自民、公明両党の幹事長、国対委員長らが18日午前、都内のホテルで会談し、離党者が続出している民主党について「政権基盤が崩壊しつつある」との認識で一致した。同時に、衆院内閣不信任決議案と参院で首相問責決議案の提出時期を慎重に判断することを申し合わせた。
 公明党の漆原良夫国対委員長は会談後、記者団に「衆院解散・総選挙に追い込むために、一番有効な時期に一番有効な手段を考えなければならない」と述べ、参院で消費税増税法案を採決する前に提出する可能性に言及した。
 会談では、参院で審議入りした消費税増税法案について「民主、自民、公明の3党合意に反する言動が目立つ」として、参院審議で追及するとともに、党首討論の開催を求める方針を確認した。
 野田佳彦首相が米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの国内配備を「拒否できない」と発言したことに関しては「沖縄・山口両県民の心情に合わない」として、政府に当面の配備中止を求める方針も申し合わせた。
 
 
産経の報道だ。
 
 

 本当に可愛い野党である。
 何で民主党から離党者が相次いでいるのか、自公の方々は本質を見抜けないで居る。
 そもそも、政権交代の精神を守れないばかりか、野党であるあなた方と3党合意なる談合をしたが為に、議員としての呵責の念と、選挙民からのパッシングのための危機感の表れである事なのに、確かに言葉通りに言えば「政権基盤が崩壊しつつある」のは間違いないが、本質はまるっきり違うのである。
 もう明日にも沈みかねない民主と言う泥舟に居る事の方が、そもそもおかしいのである。昨今の「社会保障と税の一体化法案」の採決が、泥舟の底の穴を大きくしたのである。自公との談合によって、民主党は本来の民主党で無くなってしまった。当然にこのままでは、選挙区の選挙民と顔を合わせられなくなるばかりか、今後の戦略が立てられない。だからこその離党なのである。少なくとも、今動けば、じっと民主に居るより展望が開けるからである。
 もし、選挙があったら、今の幹部しか国会に戻ってこれない事だってあるかもしれない。それだけ民主党は嘘をつき、詐欺を働いた事なのである。しかし、それに誰も気付いてはいない。