年金のお知らせのムダ、やはりお役所仕事だ

 私は今月の誕生日で65歳を迎えたために、年金機構よりお知らせを受けた。
 
 この事自体は何も不思議ではないのだが、同じ年金機構よりこの5月だけで4通もの葉書のお知らせを受けた。どれも年金の担当部署各々からお知らせだった。私は建設関係なので、道路工事や水道、下水道工事をやるに、各々担当部署で、横の連絡無しに、同じ場所に道路工事やった後に水道をやり、出来たと思ったらその完成した箇所にまた下水道工事で改めて掘り直してやってる工事を思い出したのである。この工事で互いの連絡調整をしたなら、工事期間や、アスファルト舗装や掘削等1回でやればかなり安く出来ると同じような感想を持った。つまり私に対する年金受給時期やその方法、また年金掛け金額のお知らせ等、その担当部署同士の互いの連絡調整等やったら、この私への葉書でのお知らせ、たった1回で済むのではと思った次第である。2~3年前の国勢調査で推計するに、今現在の日本の総人口は1億2千800万人余りで、その内で60歳以上のお年寄りの人口4千300万人を少し欠けるくらいだから、この人々に皆1通の葉書を出そうとすれば42,857,800人×はがき代50円=2,142,890,000円となる。
 もし私の言うとおり1人1通の葉書で済ませたら21億4千万円で済むが、これを各々各部署で勝手にお知らせを葉書で出したとしたら、2,142,890,000円×お知らせ葉書3通分で21億4千万円×3通分=64億2千万円のムダになるのである。それとも政府機関のこのようなお知らせ等は、無料か格安なのだろうか。いづれにしても、ムダを省く気持ちや方法等考えてやらないのだろうか。頭で考える事には一切金は掛からないのである。
 
 公務員・役所と言うところは一時が万事こう言う考え方しか出来無いのである。つまり、ムダを切り詰めるにはと言うような思考回路は働かないのである。それは何故か、何の事はない、自分の腹が痛まないからである。つまり税金だからである。とにかく公務員はこれが常識なのである。彼らには何を言ってもムダなのである。だったらどうするか。それは簡単なのである。全員をクビにして公務員を総入れ替えするしかないのである。長年染み付いた公務員だけの慣習や考え方を打破するしかないのである。私はこの国を変えるには真剣にそれしか無いと思っている。それだけ公務員は堕怠してしまったのである。