まだ解からないのかこのバカ(岡田副総理)が じゃあ私が教えてやる

 岡田副総理は4日夜(日本時間5日未明)、スリランカ中部のキャンディで同行記者団と懇談し、参院で問責決議が可決された前田国土交通相と田中防衛相について、「内閣の方針は決まっている。我々は何か辞めさせる問題があったとは考えていない」と述べ、続投させるべきだとの考えを強調した。
 この後、岡田氏は5日夜(日本時間同)、ジャフナで同行記者団に対し、消費税率引き上げ関連法案に民主党小沢一郎元代表が反対の意向を示していることについて、「こういうことが足りないと言っていただかないとあまり生産的でない。(行政改革などの成果が)何もないと言うのは、一生懸命やってきた人に対していかがなものか」と不快感を示した。
 
読売の報道である。

 
 何! 生産的で無い?      良く言うよ。
 コイツこんな簡単な事まだ解からないのか。
 じゃぁ私が教えてやるから良く聞け!
 
 まず初めに私みたいな素人が解かる事を、政権党のナンバー2と言われる政治屋が解からない事を恥じろ!。
 
 第1何故消費増税が必要かと言う事になるが、これは単純に言えば、野田首相自民党や野党が社会保障等で、今後高齢者の割合が増える事による国の手当てが出来無いから消費税に頼る、つまりは国民に等しく負担してもらう、との歳入の補填に他ならない。しかし、実のところは、都合が悪いから民主党等は「税の一体改革」と称し、財政改革の一端としてと言う国民向けの「錦の御旗」を振りかざし国民をまやかしているのが真実である。
 真の目的が財政の抜本改革ならば、何故それを早急にやってこなかったのか、またやらないのか、これは政治屋(私は政治家とは言いたくない)の怠慢ではないのかと言いたい。
 普通の人間の生活に例えれば、給料以上の予算組むか?
 出来なければ、まず先に何をやる?
 食費を切り詰め、贅沢をを少なくし、それでもダメなら家族のお小遣い減らさないか?
 それでもダメな時に、つまり一時的な出費がかさんだ時に初めて貯蓄を取り崩すか、貯蓄が無ければ、借り入れを起こす、これが普通の人間の普通の考え方である。
 何故これが国家になれば出来ない?これ即ちキャッシュフローの考え方である。これが解からないからである
 
 これを国家に当てはめれば、どうなるか。
 
 現在の国家予算がどう決まるのかを時系列的に並べれば次の様になる。
 各省庁の「概算要求」→「財務省原案」→「復活折衝」→「閣議決定」→国会提出→国会審議成立
 
 毎年4月に各省庁の「概算要求書」(これだけちょーだいという内容)がある。8月末の「財務省原案」(要はこれだけにしておきなさいという内容)そして「復活折衝」後「閣議決定」されて国会提出審議成立と相なる。これが予算が出来るまでの行程であり上記の通りである。
 この間には非公式な跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)がはびこる。「財務省原案」→「復活折衝」の間である。これを族議員の介在と言う。何故ならこの予算決定には一切国会議員の介在が無いからである。俗にこれを「予算行政説」と言うらしい。だからこそ族議員がはびこるのである。何故なら文字通りの「予算官僚主導」だからである。
 この予算過程は55年体制以来変わってはいない。だからこその財政破綻と言えるのである。
 ではどうするか、上記した「予算官僚主導」を「予算政治主導」に変えればいいのである。そうすると政治中枢の既成政治屋からそんなの出来っこないと必ずや文句が出る。何故か、そう言う政治屋ほど実力が無く、官僚の助けが必要で、官僚にソッポを向かれないために、その軍門に下るから元の木阿弥と化す。これの繰り返しであったからこその財政破綻であったのである。
 私は、各省庁の「概算要求」を無くし、各省庁に何割かのカットを「政治主導」で要求する。そして各省庁に独立採算性を要求する。こんな簡単な事どうして出来なかったのか不思議である。そうすれば、採算を採るため各省庁は必死となるであろうし、歳出の総務費の国家公務員の報酬まで、自ずから手を付けなければならなくなるし、概算の財政の改革上限の予算価格は守られる仕組みと相成る。
 何の事は無い、これ私の発案では無く、正に小沢理論であり、財政改革を成し遂げたオーストラリアの財政改革手法そのものである。
 現在の政権中枢に居るこの岡田副総理を初めとするどうしようもない政治屋がこのまま政権に居座れば、我日本国はギリシャ以上の破綻は目に見えている。
 私は李氏朝鮮王朝第22代国王である正祖(チョンジョ=イ・サン)が賄賂と贅沢にはびこる政治を改革しようと、政治の中枢に司る老論(ノロン)派を一掃し南人(ナミン)派 と少論(ソロン)派を登用し改革を断行して、現在の朝鮮の礎を築いた手法を取り入れ、現在の官僚を総入れ替えしてでもこの改革を断行して、55年政治の長年染み付いた悪しき予算主義手法を改めない限りこの日本の明日は無い!。早急に政治屋が政治家となる日を望みたい。