自民党、首相経験者の「顧問会議」設置を検討、時代に逆行?

 自民党は、谷垣総裁に助言する新たな組織として、総理大臣経験者による「顧問会議」を設ける方針を固め、衆議院の早期解散に向けた戦略などを練ることにしています。
 自民党は、震災復興を柱とした今年度の第3次補正予算案の成立には協力することにしていますが、予算案の成立後は野田政権との対決姿勢を強める構えです。こうしたなか、自民党は、谷垣総裁に助言する新たな組織として、森、安倍、福田、麻生の各総理大臣経験者4人をメンバーとする「顧問会議」を設けることになりました。「顧問会議」では、谷垣総裁と総理大臣経験者が定期的に意見を交わし、衆議院の解散・総選挙に速やかに追い込むための戦略や政権奪還に必要な対策などを練ることにしています。「顧問会議」の設置には、谷垣総裁と総理大臣経験者との関係を密接にすることで、挙党態勢を作るねらいもあるものとみられますが、中堅・若手議員からは「これまで進めてきた党の改革に逆行しかねない」などといった反発が出ることも予想されます。

これNHKの報道である。
 
 
 笑う事なかれ、これ谷垣総裁が今野党の党首として真剣に考えた結果なのだろう。
 
 今更黄昏の面々に何をご教授願うのだろうか、私はその真剣さ故に笑いが止まらなかった。この経験者の中で安倍、福田の二人は、とても出来ませんと言って政権を投げ出したご仁である。普通であればもうとっくに議員を引退してても可笑しくないお二人である。もちろんだからこその支持離れだった事、最早お忘れかと申し上げたい。
 最早この党にはそれさえにも反対する気力も、僅か二年余りで腑抜けにもなったみたいである。もう職業議員に甘んじてしまったのかも知れない。しかし、今世界の現状はそれを許さない。
 
 第二自民党化する民主党には、ある程度の緊張感を持たせるためにも、私の嫌いな自民党には頑張ってもらいたい。