超低価格3500円パソコン出現、マイクロソフトの牙城崩れるか

 インド政府は、日本円でおよそ3500円という低価格のパソコンを開発し、今後、大学などに普及させ、教育環境の改善につなげたい考えです。
 このパソコンは、インドの人的資源開発省が、国内の工科大学と共同で開発したもので、5日ニューデリーで開かれた式典で発表しました。パソコンはダブレット型で、タッチスクリーン方式を採用していているほか、無線LANを通じてインターネットに接続できるなど、最新の機能を備えています。その一方で、基本ソフトには無償のソフトを採用しているほか、韓国製や中国製の部品をインドで組み立てることで大幅にコストが抑えられ、1台当たりの価格は2276ルピー、日本円でおよそ3500円にとどめられています。政府は、このパソコンの購入を希望する学生に、価格の半額に当たる補助金を支給して普及を促すほか、来月中には、一般にも販売を開始する予定だということです。記者会見したシバル人的資源開発相は、「このパソコンは、子どもたちにより良い未来をもたらすだろう」と述べ、低価格のパソコンを開発した意義を強調しました。インドでは急速な経済成長が続く一方で、地方の大学などでは、パソコンが普及していないところも多く、政府としては低価格のパソコンの普及を通じて、教育環境の改善につなげたい考えです。
とのNHKニュースだ。

 驚きである。いまや経済発展途上国にのし上がり、中国からインドに変わろうとしている。そのインドから驚きのニュースである。
 全世界で今やパソコンの無い国は皆無であろうし、そのOSは殆んどがMSのwindowsであろう。が最近の端末からヒットしたスマフォンのプラットホームはLinuxベースのモバイル用のAndroidである。まだ競合しているWindows Mobileは健在だが、いづれ無料のグーグル派のプラットホームAndroidに取って代わる日も近いのではと私は思っている。これからのIT技術の進化はパソコン知識のいらない、Iパッド形式の要するにタッチパネル形式に代わり、子どももお年よりも、テレビを見ながらテレビ画面をタッチして情報が取れる時代が来るのかも知れない。
 出来得れば私はその時まで、長生きしたいものである。