我々団塊の世代の懐かしい思い出がまた1つ消えてしまった-山内賢の死

 女優和泉雅子さんとのデュエット曲「二人の銀座」などで知られる俳優山内賢(本名藤瀬賢晁)さんが24日午前4時53分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去した。67歳。東京都出身。葬儀・告別式は26日午前10時半から東京都杉並区永福1の8の1、築地本願寺和田堀廟所で。喪主は妻敦子さん。
 映画「あすなろ物語」で、主演した兄の俳優久保明さんの少年時代を演じてデビュー。その後、日活の青春映画などで活躍した。テレビドラマ「あばれはっちゃく」シリーズの教員役を演じ、料理番組や旅番組でリポーターを務めるなどした。
 近年は、肺がんなどで闘病を続けていた。

   47ニュースの報道だ。
 
 
  ほんの先日の21日には絶妙俳優杉浦直樹さんが逝ったばかりだったのに、私の知ってる俳優で知ってる限りにおいては、この4月の田中好子さん、5月の児玉清さん、7月の原田芳雄さん、8月の竹脇無我さんと立て続けに逝ってしまった。本当に我々団塊の世代の懐かしい思い出そのものだった。
 こう言う報道を見て率直に感じるのは、本当に身近だったのに、何と老けた事かと正直思うのである。我々の脳裏には、我々の若かりし頃から時間が止まっていて、昨日からタイムトンネルを通って来た感じなのである。まあ、それだけ自分も年を取っているのに忘れていた見たいなのである。ハッと我に返る感じである。不思議なものだ。
 残念にもまた1つ懐かしい思い出が消えてしまった。