大臣の発言の軽さとマスゴミの足引っ張り

 まず初めに大臣という立場なら、『死の町』とか『放射能つける』とか言っちゃいけない言葉だった事は当然である。しかしそれはあくまでも公の場での事と私は理解する。昔より人っ子1人居ないところを何と言う?。西部劇でも「ゴーストタウン」言うのではないか?。いみじくも彼鉢呂経産相は時の姿を見て、正直に感想を述べた訳だ。私も鉢呂経産相のようにそのような感想を述べるだろう。私から見れば何故いけないのか、と言う気持ちが先に出る。そこで考えられるのが、そのマスゴミの発表の仕方である。
 
 2年前、劇的に政権交代が起きた。55年体制の歪を洗い落とそうとの国民の勝利であった。それ以来3人目の総理である。確かに総理自身そのものの資質もあるだろう。しかし私はそれ以上に、記者クラブに守られた5大誌を頭とするマスゴミの民主への攻撃がそれを阻んだと見ている。やはり旧政権自民党への回帰が目的なのだろうか。私はこの現在の国難に対して、すべての国民が一体となり、未曾有の大震災の復興を第一に掲げ共有しあう事がどうして出来ないのか残念である。見ていれば全てが足の引っ張り合いである。先の民主党首選で野田さんが言った「ソーサイドにしましょうよ。もう」。この言葉を今度の国難にあてはめたいと私は思っている。