今政府は物価高対策に躍起となり、考えたのがおこめ券と言う経済まがいの対策だ。私は経済の素人だが、物の値段は需要と供給のバランスによって決まると言う位は理解している。ここのところの米不足の高騰はこれが崩れたからに他ならない。国民が米を食べなくなった事も関係してるがつまるところ霞が関の経済政策の見通しが甘かった事に起因しているとしか思えない。
我が国の高度成長と比例し、戦後の米不足に対応するため国は食料管理法(所謂食管法)を制定し米の増産に舵を切ったが、それが解消後も依然と続け、やむなく減反政策を並行させ続けた。このあたりに私は学生生活を終え、土木工事業を行っていた父親の会社に入ったが、余りの公共工事の多さに驚き休みの無い会社生活に閉口したものだった。この当時我々の会社の工事の作業員は近所の兼業農家の方々が主だったが、米作りの合間の作業員と言う形で、我々社員よりも高給取りに近かったと記憶している。つまりはその兼業農家を優遇し現在までのコメ余り政策を続けたのも政府自民党の結果責任である。
今のおこめ券を考えるならば、物価高対策の名の下に、何のこと無いその券の印刷代と地方自治体の無駄な仕事量増やしに他ならない愚策であり、東大卒鈴木憲和農水大臣の官僚魂に他ならない愚策と言えよう。