先日逝去した「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんを評価しないのは私だけか?

 本年の6月3日に彼は生涯を閉じた。御年89歳だった。以後彼の名声は絶える事無く輝き、現在も未だその偉業はネットで続いている。

 彼は日本プロ野球の申し子であり、日本プロ野球の発展を支えた最高の選手だったと言って良い。だが私的には彼を私はそんなに評価していない。それは詳細に語ればあまりにも時間が無く、また紙面も足りない。端的に言えば彼の天然的人間性に起因する。私は小さいながらも企業の経営者である。これには規模の大きさや形態も関係するだろうがそのスキルには多少の個人差も関係するが、その人間性はそんなに違わないと思う。

 彼長嶋茂雄さんはどちらかと言えば経営者向きでは無く、広告塔向きである。要するに緻密に戦略を練って行動するタイプでは無く、感覚で行動するタイプである。これには戦略的にリスクが伴うのが欠点であるし、所謂ムードが大勢を決定する。良い時は大勝するが、悪い時はどん底である。こう言うタイプの人間は良きにつけ悪しきにつけ、ムードが先行し、ち密に計算する人間にはストレスを振りまく。だから失敗が許されない経営者にとっては、彼のようなムード派人間は評価できないのである。そう言う意味においては、彼のお嫁さんになった才女な奥様の気持ちが少しは解る気がする。