先日amazon videoで山男に関するドラマを視た。確か仲良し男女グループが山登りしたドラマだったと思う。このドラマを視て遠く遥か60数年前を思い出したと同時にやはり私には出来ないと思った事がある。
私は高校時代建築学を学びたくて東京の大学を目指したが1度失敗し、次年度無事入学する事が出来た。晴れて入学した年の初夏、学部の仲間と高尾山に遊びに行った。山登りと言うよりそこら辺へのキャンプみたいなものだった。当時は今みたいなペットボトルは無かったので、小さな水筒に水を携え行ったのだった。そこでだった。休憩を取ろうと、乾いた喉を潤すために、持参した水筒を回し飲みしたのであったが、私はそれが出来なくて飲まなかった。大変辛かったが私はどうしてもそれが出来なかった。私は潔癖症ではないが、他人の口を付けたものを洗わずしてそれに口を付ける事は出来なかったのである。当時から60年以上も経ってるが、人生の中でそのような場面数あったが、それを気にせず飲める性格の人間を私は不思議でならなく思っている。性格だから直る訳ないのだが、これは親兄弟姉妹や恋人でも夫婦でも同じ事である。不思議なものである。
そう言う事考えれば、回し飲みだけではない! 立ションや野グソだって同じである。私は大の方は洗浄トイレで無ければ用を足せない人間だから、とてもそう言う環境には行けないし行く気には絶対ならないのである。困った性格だがどうしようもないのである。