日本の2大政党の党首選がこの9月に決定するがふた昔前のあのマニフェスト型選挙はどうした?忘れたのか?

 現在自民党総裁選が9月12日(木)告示 9月27日(金)に開票され、同じく立憲民主党主戦が9月7日告示、23日投開票で行われるため共に9月末には陣容が固まり、今後の政治の行く末の方向が定まる。

 今思えば18年前の2003年(平成15年)11月9日の衆議院選挙が行われ、自民党は10議席を減らしたがかろうじて第88代総理大臣として小泉純一郎が首相に再選された。その後安倍晋三が1期、福田康夫が1期、麻生太郎が1期と続いたが2009年(平成21)年秋ついに自民党が下野し新しい民主党政権が起き政権が交代し、初代の首相として第93代鳩山由紀夫が起立した。だが予算の裏付けがなかった政権公約だったのか僅か3年余りで崩壊し、またも自民党政権に逆戻りしてしまった。

 老いも若きも男も女もまた政治に詳しい者も政治に無知な者も少なくとも日本国民として生活し得る権利として政治には無関心ではいられない筈だ。そのためにも聞くか聞かないかに関係なく政治家にはそれを国民に示す義務が有る筈である。そのためにも政党は政権公約としてマニフェスト選挙は国民への義務として発表すべきと考えるし、それが国民の負託を受けた国会議員の役目でもある。