政治家の派閥パーティは合法的押し付け金集め詐欺である

 自民党二階俊博元幹事長が率いる二階派志帥会、43人)は9日の派閥会合で、4月26日に東京都内のホテルで派閥パーティーを開催すると決めたらしいが、正直詐欺的金集めであり、どうして政治家だけが許されるのだろうか?

 私たち建設業者は、小選挙区になり、政治資金が国から出るようになってからは少なくなったが、その前の中選挙区制の時代には自民党代議士がこぞって資金パーティを開いていたものだ。彼らが一番その資金を集め易い対象は我々建設業者である。何故なら公共工事の予算化をエサに脅しみたいにパーティ券を売り込むのである。当時は1枚2万円のパーティ券を1社10枚単位で買わされるのである。それも会場であるホテルの定員の10倍以上の数を売りまくるのである。我々業者はこれを拒否出来ないのである。ひとたび拒否したなら露骨にそれ以後公共工事の入札から締め出されるからである。そんな事出来ない筈だが、官製談合がはびこっていた時期であればいとも簡単に出来たと言って良い。ここふた昔も歳で離れてしまっているから現状はどうなっているか解からないが、言える事はパーティ券は断れないと言う事であり、政治家とは金集めだけは上手いと言える事は確かである。