市の資産等公開条例に違反し資産等報告書の作成を怠った川崎市の福田紀彦市長 これは市民の政治への関心の無さの表れだ!

 川崎市は15日、福田紀彦市長が再選直後の2017年11月時点の資産等報告書の作成を怠り、公開もしていなかったと発表した。市の資産等公開条例では、市長は任期の開始時点の資産等報告書を作成し、市民らは閲覧できると定めている。

 

 福田市長は21年10月に3選を果たした。市総務企画局によると、同11月に3期目の資産公開に向けて準備していたところ判明。2期目時点の同局の担当者が再選時にも作成が必要との認識が不足していたという。

 

 これに先立って、情報公開に関する担当課長と担当係長は20年の段階で未作成に気付いていた。「条例に従っていないという認識はあった。理由を探らずに、そのままにした」とし、条例違反の状態を是正しなかったという。

 

 市は、未作成だった資産等報告書は4月18日から閲覧できるようにする。福田市長は「条例上、市長が作成しなければならないとなっており、その認識が不足していたため、資産等に関する情報を提供することができず、大変申し訳なく思っております。今後は条例に定められた手続きを行ってまいります」とのコメントを出した。(佐藤英法)

 

 

これ『市長の資産報告、未作成だと気づいたけど…担当者「そのままにした」』と題した朝日新聞社 2022/04/16 08:51の配信記事である。

 

 

得てして都会の首長に多い現象である。人口の出入りが激しく、そんな事までと言う事なのかも知れないが民主主義の観点から好ましい事ではない。意外と何かあれば、こう言う住民ほど当局を糾弾する事が多い。由々しき問題である。