自民党の岸田派(45人)、麻生派(49人)と谷垣禎一・元総裁を中心とするグループ「有隣会」(約25人)でそれぞれ事務総長を務める根本匠、森英介、小里泰弘の3衆院議員が9日夜、東京都内の日本料理店で会食した。会合は小里氏が呼びかけたもので、3勢力が連携して岸田首相を支える方針を確認した。3氏による会合の定例化でも一致した。
党内第3派閥の麻生派、第4派閥の岸田派、有隣会はいずれも、池田勇人元首相が創設した派閥「宏池会」の流れをくむ勢力で、所属議員数を合計すれば、最大派閥の安倍派(94人)を上回る。安倍派内からは「再結集して『大宏池会』を目指す布石ではないか」との臆測が出ている。
一方、岸田首相はこの日、安倍元首相と衆院議員会館で約20分間会談した。首相は就任後、月に1回程度のペースで安倍氏と会談を続けている。首相は会談後、記者団に「ウクライナを巡る外交安全保障に関してアドバイスをいただいた」と語った。
これ『結集すれば自民最大派閥に、「宏池会」系3会派の事務総長が会食…安倍派「再結集の布石か」』と題した読売新聞 2022/03/09 23:36の記事である。
昔からの日本の言葉に「3人寄れば派閥が出来る」を地で行ってる旧体制の自民党だが、それもロシアのプーチンよろしく、権力を持てばその魅力はとてつもなく大きいものらしい。またそれが無言の圧力と化すから権力者にとってこれほどの快感は無いものらしい。国民にとっては国会議員のそのエネルギーをもう少し真剣に国政に生かしてほしいものだが・・・・・。
でも今の議員連中を見てればそれは無理と言うものと感じてしまう。
哀れな事である。