新しい内閣も北朝鮮拉致問題担当大臣が官房長官兼務であるが安倍内閣等を含め歴代内閣は「触らぬ神・・・・」の例え通りか?

 新しい拉致問題担当大臣官房長官が兼務すると決まったことを受け、拉致被害者横田めぐみさんの母親の早紀江さんは専従の担当大臣を置いてほしかったと話しました。

 

 横田早紀江さん:「別個に拉致担当大臣をしっかりと一つの部署として置いて頂いて、いつも北朝鮮とのことだけを専門にやって頂けると思ったが、やっぱりそうじゃなかった。ちょっとさみしいですよね」

 

 岸田内閣発足に伴い、官房長官に就任した松野博一氏が拉致問題担当大臣を兼ねることが決まりました。

 

 横田早紀江さんは専従の担当大臣が置かれなかったことについて「いつまでたっても本気じゃないのかな」と悔しさをにじませました。

 

 また、新しい総理や大臣との面会については「お願いはしないといけないが、これだけ長い間、放って置かれると何回行っても同じかなとなってしまう」と心境を語りました。

 

 日朝首脳会談が行われないことを問われ、「毎年、毎年同じことを言って、40何年過ぎていくわけですから、本当にいいかげんにしてほしい」と話し、政府に具体的な動きを求めました。

 

 

これ『拉致問題担当の兼務に早紀江さん「本気でないのか」』と題したテレ朝news 2021/10/04 23:46の配信ニュースである。

 

 

国民の一人として不思議だに思う。

国の内閣として、国の権力を持つものとして安倍晋三を含め、歴代の権力者は拉致問題北方領土返還問題解決に対し、やり遂げればこれほどの政治的成果は無く、下手すればノーベル平和賞まで手が届くかも知れない政治的要素が転がっているのに何故手を付けないのか解らない。相手国があの特異な国、北朝鮮にロシアである。色んな困難は付きまとうが、何かやって失敗するよりも「触らぬ神に祟りなし」が最良の外交と思っているのか不思議な国である。どんな宰相も最初の挨拶で「国の安全を、国民の利益を」と口では叫びながら一向に腰を上げないそのしぐさは国の安全を叫ぶ資格等無いと言わざるを得ない!