北朝鮮による拉致は国際事件であるのに何故国は動かないのだ?

 横浜市で開かれている拉致被害者横田めぐみさんの写真展に母親の早紀江さんが訪れ、「ほっとかれているのが許せない」と解決に向けて政府が動くよう訴えました。

 

 横田早紀江さん:「42年も43年もほっとかれていることが許されない。(めぐみさんには)とにかく健康でいてほしい」

 会場にはめぐみさんの赤ちゃんのころから、拉致される直前までの写真などが展示されています。

 写真はめぐみさんに会うことなく去年、亡くなった父親の滋さんが撮り続けてきたものです。

 コロナ禍で会場を訪れた早紀江さんは「私も病気しないように頑張っているので写真のように元気でいて下さい」と、めぐみさんへの思いを述べました。

 

 

これ『めぐみさん母「ほっとかれているのが許せない」』と題したテレ朝news2021/08/13 23:21の配信記事である。

 

 

 私が解せないのは、辞めた安倍晋三前首相が7年8ケ月も政権に着きながら、小泉純一郎元首相が連れ戻した拉致被害者のその後を引き継ぎそれの解決に一度も成果を出さなかった事である。政治家を自認するなら史上の名誉は確実なのにやらなかった事である。思えば拉致被害者帰還時には小泉政権時の直接の担当である、内閣官房副長官であったにも関わらずにである。これが長期の独裁者でありながらもそれなりの評価が無い原因ではなかろうか。要約すれば世間的な政治家資質が無く、無能だったと言う事にもなるのだ。だからこそ私的な「モリカケ」問題しかやれなかったのではないか。要するに宰相の器がなかったとと言える。このような人間が長期の政権を維持できたのは、国の政治が豊かになり救世主を世論が望まなかったせいとも言える。