女子テニスの大坂なおみ「会見拒否」問題 やはり彼女は米国人だった!

 女子テニスの世界ランキング2位・大坂なおみ(23=日清食品)による「会見拒否」が大きな話題を呼んでいる。

 

 大坂は27日に自身のツイッターで「これまで記者会見に参加したり見たりし、アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人の前には出たくない」とつぶやき、30日開幕の4大大会「全仏オープン」(パリ)では記者会見に応じない意向を明かした。

 

 突然の表明ではあるが、その〝予兆〟はあった。今から2年前、大坂が世界1位に君臨していた19年6月のネイチャーバレー・クラシック2回戦でストレート負けした際に試合後の記者会見を拒否。理由は1位のプレッシャーと試合に敗れたイラ立ちだった。

 

 さらに1か月後のウインブルドン選手権の初戦敗退後も「退席してもいい? もう泣きそう」と会見を切り上げている。テニスのツアー大会では記者会見を拒否すると罰金を科されるが、かねてそのルールを疑問視していた大坂は「〝会見するか、さもなくば罰金だ〟と言う統括組織は、選手の心の健康状態を無視している」と批判している。

 一方で積もり積もったメディア不信も背景にある。今回、大坂が「何度も同じ質問をされ、疑念を抱く質問を受けることも多い」とつづっているように、敗れた際に容赦ない質問が飛ぶのは日常茶飯事。また、人種問題やファッション、恋愛事情などコート外で様々な注目を浴びる大坂は、テニス以外の質問を受けることも多い。

 

 19年5月にはメディア不信を思わせるナイキCMも話題となった。テニスとは無関係な数々の質問を受けた大坂が口に手を当てて「シー」とジェスチャー。メディアに対する痛烈な皮肉であった。特に今回の全仏オープンは、前大会でラケットを破壊して大きな批判を浴びた直後の大会。間違いなく向けられる質問内容を事前にシャットアウトした可能性も否めない。

 

 これらの経緯に加え、今はSNSを通じて自分の意見をストレートに発信できる点が大きい。現在、大坂はツイッターで96・1万人、インスタで224万人のフォロワーを抱えている。ツイッターでは人種問題などの意見をつづり、インスタでは水着の写真をアップ。誤解なく、自由に「自分」をアピールできるツールが充実しているだけに、強制的な記者会見に嫌気が差したとも言える。

 

 いまやテニス界を超えた影響力を持つ大坂。今回の会見拒否はアスリートとメディアの在り方について一石を投じることになりそうだ。

 

 

これ『【テニス】大坂なおみ「会見拒否」の真意 メディア不信の〝予兆〟とは』と題した東スポweb 2021/05/27 12:57の記事である。

 

 

以前このブログで大阪なおみ選手を日本語の話せない日本人と批判をした。

アスリートも人間である。試合の経過によっては話したくない気持ちになる事も理解するし、人間ならばメンタルな動物だから当然だとは思う。がそれは感情をフランクに出す欧米人だからとも言え、他人を気遣う習性の持っている日本人ならば決して取らない態度だと私は思う。例えどんな時にも、日本人の場合は自らの感情より回りに気を遣う国民性だからだ! そういう意味ではやはり大阪なおみ選手は米国人であり日本人ではないと言う証しでもある。