河野太郎行政改革相のツイッターのフォロワー数が約226万1500人となり、安倍晋三前首相の約226万1千人を超えた。河野氏は現職議員で最多とも言われる安倍氏のフォロワー数を抜きたいと宣言しており、「悲願」を達成した格好だが、発信のあり方には課題もある。
河野氏のフォロワーは昨年9月の就任時には約178万人だったが、7日正午時点で226万1500人を超えている。押印廃止の取り組みが話題を呼んだほか、先月から新型コロナウイルスのワクチン接種の調整担当となったことなどで、新たにフォローする人が増えたとみられる。
昨年9月の就任直後には、菅政権の掲げる縦割り打破をめざし、中央省庁の規制に関する苦情や提案を受けつける「行政改革目安箱(縦割り110番)」を、自身のホームページ(HP)に設置。ツイッターで意見を募ったところ、1日足らずで4千通を超える投稿が殺到するなど、発信力には定評がある。
一方で、ツイッターで特定の人から自らの投稿を見られないようにする「ブロック機能」を多用し、「ブロック太郎」とも呼ばれている。昨年10月には「押印廃止」の印影と印章の写真を投稿し、印章の産地である山梨県から批判を受けるなど、その投稿が物議を醸すこともしばしばだ。
河野氏は防衛相だった昨年4月のインターネット番組で、ツイッターのフォロワー数について「安倍総理(当時)が190万で河野太郎が150万」と指摘。「私のフォロワーが1人1フォロワーを増やすと、(安倍)総理を抜く。ぜひ明日からご協力いただきたい。めざせ安倍総理」と語るなど、「安倍氏超え」の目標を公言していた。(坂本純也)
これ「河野氏フォロワー、安倍前首相抜く 5カ月で50万人増」と題した朝日新聞2021/02/07 13:54の配信記事である。
昨年の秋田と山口に配備する予定だったイージスアショアを設置データの誤りを直ちに指摘し、安倍宰相に相談も無く良かれと考え配置回避の行動を防衛相大臣としてとった行動を評価し、実行力を併せ持つ1本筋の通った政治家とみなされた事だろうと考える。