巨人のコーチに復帰した桑田真澄さんの野球理論を批判した評論家の張本勲さんは野球界のアナログ人間か?

 巨人は12日、球団OBで現役時代に通算173勝を挙げた桑田真澄氏(52)が1軍の投手チーフコーチ補佐に就任すると発表した。東大大学院で特任研究員として研究してきた実績もあり、科学的な指導にも期待がかかる桑田氏は、「われわれの時代はたくさん走ってたくさん投げろという時代だった。でも今はテクノロジーの進化で、フォームをすぐにコマ送りで見られる時代。自分の感覚と実際の動きが一致することが大事」と語った。

 

 17日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)の名物コーナー「週刊・御意見番」にリモート出演した野球評論家の張本勲氏(80)は、「たくさん走ってたくさん投げる時代じゃない? 何を言っとるか! そんなことを言っちゃ駄目だよ。練習は徹底的にさせなきゃ駄目だ」と桑田氏に反論していた。

 

 

これ『張本氏、桑田氏は何を言っとるか!「練習は徹底的にさせなきゃ駄目」』と題したサンスポ 2021/01/17 10:13の記事である。

 

 

今年から読売ジャイアンツの一軍投手チーフコーチ補佐に就任した桑田真澄さんは、その頭の良さからその独特な野球理論にはそれなりに定評がある。ただ見ての通りの根クラ人間でもあり、対照的な根アカだった清原和博さんとは性格的に合わなかったと聞く。合わないと言うより、清原の方が根クラの桑田を嫌い避けたと言った方が正直な話だろう。タイプ的には、もし桑田が女性だったらしっかり者の嫁さんタイプと勝手に思う次第である。それに比し清原と言う男は大成するか失敗するかの両極端人間ではと思うし、桑田はしっかり貯め込む良妻賢母形で清原は宵越しの銭は持たないと言う男で、結婚の相手としては嫌われるタイプであろう。

話を戻せば、現代野球はとことんまでの身体酷使練習野球ではなく、野球と言えども科学的根拠に基づいたスポーツ科学の域に入ってる。そう言う意味においては効率よく時間も有効に使った練習方法が最適と思われる。だからこそ米大リーグメジャー選手は自ら考えた練習メニューで乗り切るのではないのかと思われ、プロとしての自覚を持った人間意識が、我々日本人には非常に自由に見えるのかもしれない。桑田さんが言うようにもう日が暮れるまで練習練習で身体を酷使する時代ではないのかも知れないし、そう言う意味においては張本さんは野球アナログ人間なのかも知れない。