森田健作千葉県知事が4選不出馬を表明した ホッと胸をなでおろした千葉県庁幹部達(笑い)

 「情熱は長く持たない」。千葉県の森田健作知事(70)は4選不出馬を表明した12日の定例記者会見で、改めて、知事の多選に批判的な持論を述べた。前回知事選の時から3期で退く意向だったとして、今年の台風シーズンが過ぎた時期を選んで明らかにした。中央政界とのパイプを生かし、公約を実現してきた森田県政を「自分の身の丈以上のことができた」と振り返った。

 

 会見は午前10時半に始まった。新型コロナウイルス対策など当面の課題に関する質疑の後、森田氏は「私ごとではありますが」と切り出した。「知事は3期まで。多選は良くないというのが私の基本的な考えだ」とした上で、「終止符を打つべきだと決めた。残った任期を、最後の青春力で頑張りたい」と笑顔で語った。

 

 自身の実績として、アクアライン通行料の800円化や東京五輪パラリンピックの8競技会場の県内誘致、道路網整備などを挙げた。菅首相森喜朗元首相、麻生太郎副総理兼財務相らの尽力があったと強調し、「衆参の国会議員時代に培ったご縁、友情が役に立った。私は幸せ者だ」と述べた。

 

 東京大会は1年延期となり、9月には盟友関係にある菅首相が就任した。県政界では、4選出馬を期待する声もあったが、森田氏は「(未練は)ありません」と言い切った。

 

 2017年の前回知事選で、森田氏は「3期目は私の集大成。もう二度と頼みません」と訴えた。会見でもこの言葉に触れ、「私にとって公約と同じくらい重い」と説明。多選に批判的な理由を問われると、「人間の情熱は長く持たない。私の場合は3期12年が限界だと思っていた」と明かした。

 

 やり残したことや後悔については、自身と県の初動対応の遅れが批判を浴びた昨年秋の台風15号を挙げた。「私も県庁職員も含め、県全体に足りない部分があった」「あの経験を忘れちゃいかん。同じ轍てつを踏んじゃいかんと、県庁一丸となっている。いまは万全だと思う」とした。

 

 来年4月4日までの残りの任期は新型コロナ対策などに全力を挙げるとし、退任後の具体的な活動は未定とした。自民党県連が進めている知事選の候補者選定に関しては、「ふさわしい人を選んでいただきたい」と述べるにとどめた。

 

県内からねぎらいの声

 森田氏の4選不出馬表明を受け、県内の政界や経済関係者からは、ねぎらいや惜しむ声などが上がった。

 

 過去2回の知事選で森田氏を支援した自民党県連の会長・渡辺博道衆院議員は、森田氏が移動交番車の普及による治安維持や成田空港の機能強化などに力を尽くしたことに触れ、「千葉を思う気持ちがひしひしと伝わってきた。敬意を示したい」と語った。

 

 県経済同友会の佐久間英利代表幹事(千葉銀行頭取)は、東京五輪パラリンピックの競技会場誘致を成し遂げたことなどを挙げ、「多くの県民に慕われた森田知事らしい決断だ。残念だが、県の発展に向けた尽力に感謝する」とコメントした。

 

 立憲民主党県連代表の生方幸夫衆院議員は、昨年秋の台風災害で不手際が目立ったとして、「県の能力を生かす力が足りなかった」と批判。森田氏の不出馬によって来春、12年ぶりに知事が交代することを踏まえ、「次の知事は、県民の生活と命を守る人になってもらいたい」と述べた。

 

 知事選に立候補を表明している千葉市熊谷俊人市長はコメントを発表。「アクアラインの値下げや千葉県のPRなど、県のためにご尽力いただいたこと、感謝申し上げる」と森田氏の功績を評価した。その上で、「県政は、新型コロナウイルス感染症対策など迅速な対応が求められる課題を多く抱えており、任期の間、引き続き県・市町村間の連携を図りながら、取り組んでいただきたい」とした。

 

 

これ『4選不出馬の森田健作知事「情熱は長く持たない、3期12年が限界」』と題した読売新聞2020/11/13 09:56の配信記事である。

 

 

これで知事会見で面倒を見なくて良くなった千葉県庁幹部達ホッと胸をなでおろした事だろう。(笑い)それだけ無能な知事だった。

表に出なかったが、知事会見では、記者連中に、余り難しい政治的な質問はしないでくれるように願っていたとの事。

「情熱は長く持たない、3期12年が限界」なんて良く言うよ。(大笑い)