会計検査院が「桜を見る会」の会計法上の不適正は無いとしたが、予算執行後の適不適ではなく予算計上の適不適を審査するのが筋である

 会計検査院が10日に公表した2019年度の決算検査報告には、首相が主催する内閣の公的行事「桜を見る会」に関する言及はなかった。安倍晋三・前首相の政権で出席者や支出額が増加したことを受け、検査院が調査したが、会計上、不適正と言える点が見つからなかったとみられる。

 

 桜を見る会をめぐっては、第2次安倍政権で出席者が年々増え、安倍氏の後援会関係者も大勢招待されていたことが発覚。予算額は毎年1767万円だったが、実際の支出額は15年以降、予算額の倍以上にふくれあがっていた。検査院は昨年11月の国会質疑で、共産議員の質問に「検査する」と答弁していた。

 

 一方、桜を見る会の前日にホテルで行った夕食会も、参加者の費用が安すぎると問題視されたが、夕食会は公的行事ではなく政治活動にあたるため、検査院の検査対象にはならない。

 

 

これ『「桜を見る会」に言及なし 会計検査院の決算検査報告』と題した朝日デジタル2020/11/10 11:00の配信記事である。

 

 

こんなの当たり前である。金の使い方にはそんなに不正はないと言えるし、する必要もないのである。何故なら独裁安倍晋三総裁に逆らってまで、1円2円の細かい数字までやる必要等なく、使った金の数字が合っていれさえすれば良いからだ。そんな事より「桜を見る会」への予算措置が適法か不適かを調査するのが今回の場合の意義なのではなかろうか。何か論点をずらした感じがする。