そもそも「桜を見る会」の招待基準とはどう言うものなのか?
その目的として「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」とある。
問題はここで、公費で行う「桜を見る会」の前日に、安倍首相が「桜を見る会前夜祭」と称し、この「桜を見る会」とドッキングさせたことである。この「桜を見る会前夜祭」はあくまで安倍首相の後援会でありその出席者は目的にある「桜を見る会」の招待者基準にそぐわない、いわば一般の国民である選挙民である。この方々を公費で行う「桜を見る会」に招待する資格のない方々にも拘わらず、招待したのであるから、これは違反である事は明確な事実である。だから予算委員会で野党はごちゃごちゃ言わず、ここの違反だけを追求すればよいものを、いらん事を言い過ぎて逆に安倍首相に正当化への言い訳を増幅させ、逆効果である。野党の何と下手な作戦か。あくまでも「桜を見る会」の招待者基準に合っていた方々かを追求すべきだった。
見方を変えれば、私には野党も与党になった場合のブーメランを回避したいがための遠慮的に見えるのであり馴れ合いにしか見えない。これではいつまでたっても与党にはなれないであろうと私は考える。