橋下大阪府知事の「鳥取県議は6人でいい」発言、言い方は別にある意味同感

 大阪府橋下知事が、議員定数をめぐる議論に関連し、人口10万人あたり議員1人という持論に基づき、「鳥取県議会議員は6人でいい」と発言した。
  橋下知事は「人口10万人あたり、(議員)1人でいいんじゃないかと。鳥取なんかだと、60万人ぐらいの人口のところで、四十何人とかいるんですかね。確か(県議会)議員がね。6人でいいんですよ、鳥取県議会議員なんて」と述べた。
 これに対し、鳥取県の平井知事は「簡単に人口だけで割り切る、そういう一刀両断型の議論というのは、地方自治にはなじまない。鳥取県のことは、余計なお世話です」と述べた。
また、民主党の福間県議会議員は「大阪府の知事ですからね。鳥取県の内容に何言ってるのか。橋下知事のおっしゃってる意味が、よくわたしには理解できません。非常に腹立たしい思いで、このニュースを聞きました。残念ですね」と話した。
 物議を醸している、橋下大阪府知事の発言。
 平井鳥取県知事は、26日に開かれる関西広域連合の会合で、あらためて真意を確かめたいとしている。
 そして26日、橋下知事大阪市内で開かれた関西広域連合の会合で、「都道府県議は10万人に1人でいい。鳥取県議は6人でいいですよ」などとした自身の発言について、鳥取県平井伸治知事に謝罪した。との報道があった。
 
 確かに言い方はチョッと思うところがあるが、私はその真意に同感である。

 最近の経済状況を勘案すれば、国会議員を含め地方の議員に至るまでその数は多すぎると私は思う。鳥取県の人口60万人に対して、本当に40人も必要なのだろうか。

 いつも私、自分の商売に絡めて申し訳ないのだが、我々は商売上、成績が悪くなるとどうしようと考えるか?。殆んどの人は、まず、経費を切り詰めようとすると思う。が官庁さんは、絶対、対外的に先生方と総務費の削減(公務員のリストラ)には殆んどと言っていいくらい手をつけない、つまり人事院勧告と言う立派な防波堤が存在するからである。例え仕事が出来ないバカでも、悪い事さえしなければクビに出来ないのである。こんな不合理、ある事が不思議なくらいである。

 話を議員に戻せば、私は常に思う事がある。今の議員はもう職業議員化してしまっている。この弊害を正そうとするならもう、無給のボランティアしか無いと私は思っている。そう、明治憲法下の貴族院議員の復活である、それも多額納税者議員としてやってもらったらとも思う。勿論無給であり、多額納税するくらいであるから給料なんて要らないだろうし、それこそ変な利権に絡まず、心から国を思い偏らない活動が出来るのではと思う。
 どんな場合でも人間のやる事、落ち度はあるもの、その時には別に監視する部署も作ればどうだろうか、時限でもいい、一考の余地無いだろうか。