選抜高校野球開会式の選手宣誓に感動!

 今朝いつも通り9時過ぎNHKのasaichiを見ようと、テレビのスイッチを入れようとしたら選抜高校野球開会式の模様が映し出された。丁度高校野球野球連盟の会長さんと実行委員長さんの挨拶だったので、つい見てたら選手宣誓の場面だった。
 選手宣誓を行ったのは創志学園(岡山)の野山慎介主将であり「私たちは16年前、阪神淡路大震災の時に生まれました。いま東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心はいっぱいです。被災地では全ての方々が一丸となり仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えられると信じております。私たちにいまできること、それはこの大会を精一杯、元気を出して戦うことです。頑張ろう!日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」と被災地で必死に頑張っている人々に力を与えるような内容だった。
 
 私は被災地の東北の人間として、高校生達の優しい、気遣いのある選手宣誓に感動し涙した。
 
 何の因果かわからないが、今年の野球球児達は、あの1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災の時に生まれそして今回はこの東日本大震災時の開催である。こんな世の中の巡り会わせってあるのだろうか。そんな事もあり私はしばし良い意味での感慨にふけった。