菅首相あなたの存在そのものが「不条理」である

 第177通常国会が24日召集され、菅直人首相は衆院本会議で、就任後初の施政方針に臨んだ。
 首相は、閉塞感が漂う日本経済、社会を打開するため、「内向きの姿勢や従来の固定観念から脱却する」と決意を表明。そのうえで、国づくりの理念に(1)平成の開国(2)最小不幸社会の実現(3)不条理をただす政治-の3つを掲げた。との報道だ。
 
 国民に無理強いをする時には、まず自らを正す。これは日本の教育、また人間としての最低の基本である。このような時、まず始めに、政治家としてそして日本の国の舵取りの最高責任者として、自分の失政をまず、詫びる事から始めなくてはならない。物事はココから始めなくてはならない。それを他人如きに今後を言われても、説得力に欠けるのは当然である。また今の経済にカンフル如きのパンチを浴びせるには私は首相の「最小不幸社会の実現」と言う消極的な政策には反対である。どうして「最大幸福社会の実現」を目指さないのか不思議である。奥ゆかしい時期は当に過ぎているのである。
 
 私は今こう言う首相に対して声を大にして言いたい。
 
 首相あなたの存在そのものが「不条理」であると。