コンピューターを特別視するな

 私は昨日「私とコンピューターの出会い」と題した記事を書いたら、何かコンピューターに詳しい者は特別な人間に見られてしまったようである。

 皆さん何か勘違いをしていらっしゃるようである。
 そう言う私もコンピューターがある程度わかるようになるまでは実はそう思っていたのも事実であった。何はともあれ私は自分で言うのも変であるが、凄い負けず嫌いである。これは死んでも直りそうも無い。
 昨日書いたが昭和60年ごろ私の会社では何処よりも早いIT化を進めようと計画したが、何せ今はWindows95以降の時代なので問題ないが、当時は未だMS-DOSの時代でこの原理が解らないとアプリケーションソフトウェアの1つもインストール出来ない時代で事務機屋さんからアプリケーションソフトウェアを買いインストールしてもらわなければ何一つ動かなかった。しかも、当時CDなんて無く、FD(フロッピーデスク)だった。高額なアプリケーションソフトウェアになるほど枚数が多く、私のところのソフトの一番多かったFDは確か32枚と記憶している。そうするとインストールに約半日はかかったものである。私はそのインストールを一部始終盗み見した。必死だった。負けず嫌いの性格がそうさせた。そうして何とか私も一人前にMS-DOSを理解できるようになったら、今度はWindows3.1が出てしまった。でもこれはMS-DOSの延長上にあったので助かったが、Windows95が1995年平成7年に出られ本当にまいってしまった。何故なら皆さんご存知もように、使い勝手が良くMS-DOSが解らなくても、素人の方でもインストールが簡単に出来るようになったからである。私の今までの苦労が何にもならなく吹っ飛んでしまった。

 ここまで書くと皆さんやはりコンピューターは大変だと思われるでしょうが、文章に書くとこのように難しくなるが、実際真剣に覚えようとするなら、下手な数学の公式より簡単である事を知ってもらいたい。つまり、私がこのコンピューターを経験して言えるのは、そう、外国語を話す事と一緒であると思った事である。我々外国語を話せない者は頭が悪く、外国語を話せるのは頭が良いと思う事と一緒である。外国語なんて頭の良し悪しでは無くそこに3年居れば知らないうちに話せるようになるのである。日本人の赤ちゃんだって3歳になれば誰も教えなくても母親の日本語を理解して話せるではないか。要は真剣に覚えようとする気持ちの持ち様であるという事である。前にも書いたが私は凄い負けず嫌いである。他人と違い私は知らない事は恥と思う人間だからである。

 皆さんに知ってもらいたい事がある。コンピューター皆さん何処から買うであろうか。私は殆んどネット買いであり、一番安いやつを買う。しかし、皆さんは、近所の事務機屋さんか、家電量販店で買うと思うが、時すでにその小難しいと思われる、コンピューターへのセッテング、ソフトのインストール料金が含まれているのである。大体これでコンピューターを売る方々は商売になっているのであるし勿論我々もそれで商売に結びつく。ハード(機器類)では商売にならないのである。だから要するに手間の部分である、セッテング、インストール、ネットワーク等であるこれが多ければ多いほど商売になるのである。だから皆さんも買う時はここを値切るのである。

 皆さんご存知であろうがチョッと高額なアプリケーションソフトウェアを買うと決まってそのソフトに慣れるまでの技術指導と言う名目で最低半日か1日のソフトのマニュアル、つまり使い方を教えてくれる。実はこれもそのソフトの値段に当初から組み込まれているのである。私などはどんな高額などんな難しいソフトでも、この指導は一切受けない、地にはいつくばっても自分でマニュアルを見てやり遂げる。高いソフトほどここの指導料と言う名目の占める割合が大きいのである。約1割はここの部分の料金である。つまり50万円のソフトは5万円、100万円のソフトは10万円だと言う事だ。だから安く上げるにはここを値切るという事である。大概のソフトは言語が同じであるから、1つのソフトをマスターすれば大体同じだ。要はソフトを動かすには殆んどと言って良い位、マウスの右クリックの酷使であると思ったほうが良い。編集その他殆んどが右クリックである。