この年末の予算編成の大事な時期に、民主党は「国民の生活第一」のスローガンをかなぐり捨て「脱小沢」の合唱をして越年しようとしている。
しかし、この民主党の党首である菅直人首相は与党の総帥として、何の戦略も描かない行き当たりばったりの行動である。
これを時系列的に並べて見ればよく解かる。
1. 北朝鮮の拉致被害者を救出する名目で有事の際に自衛隊を朝鮮半島に派遣すると言う。
2. 予算編成大詰めの時期に突然、硫黄島を訪問。
3. 「時期尚早」の進言も聞かず、沖縄訪問。
数え上げればキリがないが、これ全て、自身の延命のための政権浮揚の打算である。