究極のお湯割り焼酎の作り方

 私は酒とタバコで病気になってしまい、命惜しさにどちらも今は止めております。
 酒と出会い友達になってから早40数余年、年365日の毎日の付き合いでした。
 タバコは60本/日でしたのでホント大変でした。今でもたまにポケットに手をやる癖が取れなく、夢も見ます。
 仕事してても、5時から男じゃないが、夕方の楽しみが待ちどうしい毎日でした。その間に見つけた酒呑みの究極の湯割り焼酎の作り方を皆様に伝授したいと思います。自慢じゃないが、宴会でのコンパニオンのお姉さま方もこれは!と頷いた代物ですので、試して損は無い事をまず始めに申し述べておきたいと思います。
 口上はこれくらいで早速レシピに入りたいと思います。
 
1. タンブラーを用意します。(当たり前ですが人数分です)
2. 酢橘をスライスしておきます。( 酢橘でなくてはいけません、レモン、ライム等きつ  いのは駄目です。と言う事は酢橘以外駄目と言う事です。約2mm位にスライスしてお  きます)
3. 沸騰したお湯をタンブラーに3/4注ぎます。熱いから気を付けて下さい。
4.それに常温の焼酎を1/4注ぎます。
5. 焼酎を注いだら絶対にかき混ぜないで下さい。黙ってタンブラーを見てください。   そうすると注がれた焼酎が自然の法則でゆっくりと対流するのがご覧になれます。
6. ここで気を沈め、ゆっくりとスライスしておいた酢橘を2~3枚ほど入れます。
7. 後はゆっくりと目を瞑り味わって呑むだけです。
 
 以上レシピを終了いたします。もったいぶっているようですが、酒を呑むときは、一種の儀式みたいなもんです。「今日も何事も無く終わった。ありがとう。また明日もよろしく」と思って呑むのが酒だと私は思っております。
 私は本当は日本酒が好きだったのですが、コレステロールと血糖値が怖くて、以来この湯割り焼酎一本で来ました。他人に笑われておりましたが、真夏でも、この湯割り焼酎でした。勿論暑いから、エアコンをバンバンかけ少し寒いくらいにして呑んでました。今思えば随分と贅沢だったみたいです。でも今は懐かしの昔話になってしまいました。

 余談でございますが、どなたかこのレシピを見て呑まれた方々にお願いがございます。
 何卒、呑んだ味を教えて頂ければ幸いで御座います。よろしくお願い致します。