菅首相の消費税10%発言に思う

 やはり、火の手が上がった。今度は「国民感情が大事」とした野田財務相である。「公務員の人件費をどうするのか、国会にかかわる経費の削減、そういうこともやらなくてはいけない」と述べた。とあった。当たり前の話である。昨日は原口総務相も意義を唱え、続いて国民新党の亀井党首と森田高政調会長にも批判された。この御仁は何か勘違いをしてるのではないか。少なくとも小鳩体制はそう言うつもりで辞任し、政権を譲ったのではない。ほとほと愛想を尽かした自民党に代わり得る政党として国民より負託を受けたのである。それを党内合意も得ず「自民党が提案する10%をひとつの参考とする」等と首相としてあるまじき発言である。これでは今後どうしようもない自民党以下の政党と言わざるを得ない。私もここまでとは思わなかった。しかし、あの「ずる菅」の事、何かの意図をもっての事か。このまま低空飛行をつづけ、自民党の財政批判をかわし長期政権を企んだのか。だとしたら、我々皆騙された事になるし、したたかである。
 ただ気になるのは首相の発想の源である。「首相と言うのは全能の神ではなく官房長官、幹事長、他の長官、官僚とチームを組まなかったら政策は実行出来ない。無意味にプロ集団である官僚を排除すべきでない」と言う考え方である。財政再建の名の下に消費税引き上げ論が固定化。高い支持率を担保にやりたい放題と言って言い。延長国会を封印し郵政改革法案を初めとする法案等を廃案とした事が、イエローカード。そして今レッドカードが突き付けられようとしている事に気付いていない。