最近の仙谷由人国家戦略担当相の動きについて

 ベトナムを訪れている仙谷由人国家戦略担当相は4日「民主党小沢一郎幹事長が自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で検察審査会から「起訴相当」とされたことについて、「参院選の(民主党の)候補者の事を十二分に考えていただけると思っている。候補者の生の声がそろそろ(小沢氏に)届いてくるのではないか」と述べ暗に小沢氏辞任求める。と産経新聞が報じた。
 最近の仙谷国家戦略担当相の動きについて私は1994年(平成6年)の日本初8野党連立細川内閣の武村正義官房長官(当時新党さきがけ代表)  とダブらせられた。あの時連立与党代表者会議を牛耳る小沢一郎代表幹事(新生党代表幹事)との確執で細川内閣が崩壊し羽田内閣に移行した時だ。小沢と対立する事で自分を際だたせる政治テクニックなんかは良く似ているし、野心家である事も非常に似てそっくりだと、私は思う。こういう事でなければ下馬評にも載らない政治家と思っている。
 この談話は、また同じく現地を訪れている反小沢の前原誠司国土交通相とも否定してるが、逢って話しての事であろうと思う。