自民・大島幹事長は、13日の役員連絡会で、鳩山政権が普天間基地移設問題で行き詰まり、衆議院を解散することもあり得るとして、衆参同日選挙に備えるべきとの考えを示した。自民・大島幹事長は「追い込まれた鳩山民主党政権、これを打開するために何をするかわかりません。国民に信を問うということもあり得るかもしれない」と述べた。
役員連絡会で大島幹事長は、鳩山政権は5月末までに普天間基地の移設問題の結論を出せない可能性が高く、その場合、内閣総辞職や解散総選挙があり得るという認識を示した。そのうえで、「選挙区支部長の選任に全力を挙げなければならない」と述べ、衆参同日選に備えるべきとの考えを示した。とあった。
思うに私は最近の鳩山首相の談話には危惧を抱いている。自民党大島幹事長が言うように確かに鳩山政権は普天間基地移設問題で行き詰まる可能性はあるが、総辞職はあっても衆議院を解散する事は１００％無いと私は断定する。素人の私でも現在のマスメディアの予想を覆して衆議院の安定多数の危険を冒してまで解散をするだろうか。民主党は現在野党では無く与党なのであるから、野党時代の与党自民党に対する民意の選択云々は言う必要も無いし、言わなくてもいいのである。識者には内閣総辞職で済む問題じゃないだろうと言われるかも知れないが、この普天間基地移設問題は日本国内だけの問題じゃないんだから、そんなに思いつめることも無いと私は思っている。そんな事より私は、こう言う問題から政権が綻び、またも自民党政権に戻ってしまう事の方が、時計の針を戻すのだけは避けたいと常々思っているし、戻してはならないのである。
