昨日のNHK日曜討論をを見て

「攻防激化 どうなる 予算審議」と題したNHK日曜討論を見た
出席者は以下である。

与党:民主党-海江田万里予算委員会理事 社民党-阿部知子政審会長 国民新党-下地幹   郎政審会長
野党:自民党-町村信孝予算委員会筆頭理事 公明党-富田 茂之衆議院議員 共産党-笠   井 亮衆議院国会対策副委員長  みんなの党-山内 康一衆議院国会対策委員長

 長年この番組を見てて、昨年政権交代してからと言うもの、与野党が入れ替わり、単に着席場所が変わっただけでなく、各党との論戦がと言うより各党が各党に話しかけると言うか話かけ方が微妙に変わったのを見るに付けやはりと思いニヤッとする。人間て不思議な動物なんだなあとつくづく感じて非常に面白い。
 特に共産党の対応である。昨年政権交代する前の与党自民党に対しては、あたまから対決姿勢が顕著だったが、政権交代してからの与党民主党に対しては、仲間みたいな感じのソフトな語り賭けだったが、最近の政治とカネの問題が出ると、政権交代する前の与党自民党に対するように昨日態度が変わったみたいだ。面白いのは公明党の与党民主党に対する対応だ。政権交代した直後は、早く与党民主党に取り入れたい気持ちがありありだったが、最近の政治とカネの問題が出ると、コロッと変わりまたぞろ自民党と嫌だけれども歩調を合わせせざるを得ない苦悩が垣間見れる。逆に与党国民新党は今が党の存在感発揮のチャンスとばかりに、国民向け発言が目立つ。社民党は人がいいのか、義理が硬いのか、経験が浅いのかこの後でも民主党寄りの発言だ。みんなの党が一番無難な平均的な発言で私は好感を持った。最後は自民党だが、私は出来れば批評を避けたい気持ちだ。何故なら私は主観として自民党の中でもこの町村さんが一番嫌いだからだ。自分が与党時代に内閣の中枢に居て、出来なかった事を平気でネチネチと質問攻め立てするのをみると私は嫌悪感を感じるからである。皆さんに怒られるかも知れないが私の正直な気持ちである。