内閣と言う会社

 この会社(内閣)はどこかおかしい。おかしいというより異常だ。
 役員である野田佳彦財務副大臣の事である。
 彼は昨日自党の討論会で話した内容の事である。2010年度に中学生以下に月13,000円が支給される子ども手当について「2年目から26,000円は、現実的に厳しいのではないかと思っている」と述べ、11年度からの満額実施は難しいとの見通しを示した。彼は組織と言うものを理解しているのだろうか。社長に断らず役員会の了承も得ず第3者にこのような考えを吐く気持ちが私は理解できない。子ども手当については2年目から26,000円を支給する事は、この会社の営業の目玉の筈である。それを、誰にも断りもせずこのような発言をする事は、首を賭けてやる事と理解してるのだろうか。普通このような発言の前には、常識的には辞表を出してから言うものである。また、社長(鳩山首相)もすぐ首を切る(罷免)べきだ。小沢幹事長羽毛田宮内庁長官に言った事と同じである。野田財務副大臣は自分を何様と思っているのか、一介の財政担当課長に過ぎない者が、何を考えているのか。私は事の良し悪しを論じているのではない。組織内統率の意義の必要性を論じているのである。もし、内閣が会社の形態と違うのであれば私の誤解であろうが、こう言う所からの綻びが私は一番怖いと言っているのである。