小沢VS検察バトルⅡ

 最近のマスコミはどうかしてると思われる。読売新聞の1月20日の記事である。
 〈逮捕された石川知裕衆院議員(36)(民主)が東京地検特捜部の調べに、土地購入前の2004年10月下旬頃、土地代金に充てる現金4億円を同会の同年分の政治資金収支報告書に記載しない方針を小沢氏に報告し、了承を得ていたと供述していることが、関係者の話で分かった〉と報じたのだ。本当なのか。今まで一度も東京地検特捜部はこの事件に対して公式に会見をしてないのに、毎日その「関係者の発言として」として談話がリークされている。これなどは、原口総務大臣でなくともその関係者とは?検察の誰なのか、と言いたくもなると言うものである。小沢一郎は師と拝む田中角栄金丸信と言う2人を検察によって葬られたと考え、自分はその同じ間違いを二度と犯さないと誓い、かなり政治資金については注視し用心をしていた筈なのは容易に理解できる。思うにこれは時の権力に対する検察の好き嫌いの問題と、過去の敗戦の裏返しではないのかと思われる。過去最近検察はこのテのいわゆる、受託収賄罪等の起訴に対しすべてに敗訴してきた。そう言う検察のプライドと威厳の復活の意味も含んでの事と私は見る。検察は何をあせっているのだろうか。逆に何もつかんでいないからとも読み取れる。