私の趣味とコンピューター

 学生時代よりパチンコ、麻雀、ゴルフ、ビリヤード、ボーリング、カメラ、ギター、渓流釣り及び海釣り等々ほとんどやりましたが、皆下手の何とかで現在どれもほとんどやってません。しいて言えば新し物好きと言えるでしょうか。新しい物が出ればすぐ興味を持つ、特にパソコン関連等の収集使用が趣味と言えば言えます。
 実は学生時代に卒論で六本木の東大生産技術研究所(今は国立新美術館になっている)に一年間通学した折に、当時の勝田研究室の講師村上周三先生(後に東大教授、前建築学会会長、現在独立行政法人建築研究所 理事長)に教えられ生まれて初めてコンピュータに出会い、その時の感激が現在の基になっているのかも知れません。広さで言えば20畳位の部屋に機械の塊が整然と並んでいて、当時(昭和45年)日本一速い能力の大型コンピュータだったと聞きました。価格はこれもビックリ当時の価格で3億円もすると聞いて、さすが最高学府は違うなと思いました。その汎用機も現在の20万円程度のノートパソコンより劣る聞くと時代の進歩には素晴らしいものを感じます。
 大卒後現在の父の会社に入ってから私の新し物好きが始まり、現場での手計算よりはと当時(昭和46年頃)私の給料(30,000円/月)の1年分位のパンチカードでプログラムできる、ブラウン管表示のコンピュータ(キャノーラ1614P)を求めたり、後に電子コピー機ワープロPDA製本機等々ほとんどが出始めの製品でした。
 仕事柄役所への書類・図面提出が主で、今はほとんどCADですが当時は手書きでした。性格的に負けず嫌いでしたので人より速く綺麗な書類や図面を出したい、笑われるかも知れませんが、これが私の新し物好きに走らせた原因かも知れません。昭和62年頃ワープロ専用機の全盛期に、全て解決する機種が発売され、今で言うDTP(Canon EZPS Pro1000)ですが当然飛びついたのは言うまでもありません。かなり高額(250万円)でしたが2000年問題をクリアできず、現在ソフトになったそれを使用してます.。それが当時に今のWindowsの形式だったのは驚きです。OSがUNIX SystemVでした。
 ワードや一太郎等安価なソフトよりは十分以上に使えます。現在迄この様な繰り返しで今ではパソコン10数台、カラーコピー、カラープリンタプロッタ、大判スキャナ、PDA等々、ソフトウエアに至ってはゆうに100本を超えるでしょうか。値段も安いのは数千円から高いのは3,000,000円位まででしょうか。この趣味が興じて、今はパソコンと周辺機器類のハード系とほとんどのアプリケーションソフト(CAD及び積算類の技術系と社内RAN構築含む)それに各種のデータ交換サービス等を不動産会社の兼業で取り扱い、息子にやらせてます。
 還暦を超えた、いいオヤジが趣味=仕事=商売ではシャレにもなりませんが、実益も兼ね頑張りたいなと思っています。
 2年前脳出血を患い現在生活歩行が困難ですが、今その趣味を生かしブログに挑戦し現在このようにそれを楽しんでいる私は幸せ者です。