今度は議員連盟の再編に乗り出した。議連を再編し統廃合やトップ差し替える事に。自民党と業界団体のパイプ役を担ってきた議連運営の主導権を奪い、業界の自民党離れを促して民主党の集票につなげるのが狙いと思われる。政権交代から今日まで国会を変え、陳情システムを変え、議員連盟にもメスを入れる小沢一郎と言う男は、疲れを知らず休む事と立ち止まる事を知らない恐ろしい男と思える。恐らく自民党を倒す事に政治生命をかけてるのだろう。何が彼をそのように駆り立てるのだろうか。それは自民党時代に彼は、自ら進んで自民党を離党したのでは無く、既得権益を持った一部の議員に追い出されたのだと言う思いと無関係では無いだろう。しかし私はそんな小事では無いと信じたい。でないと、あの豪腕小沢一郎にそぐわないからだ。
政権与党のときの族議員に値する超党派の議員連盟を民主党単独にする事と、全国各地からあがってくる陳情を、党県連を窓口として党幹事長室に一本化する陳情システムを構築する事は、これ即自民党の金の入りを止める事に他ならない。そうすれば自民党はすぐ干し上がる。戦国の世の篭城の兵糧を止めるが如きた易い。自民党は気付く策士が居ろうか。55年以来の与党ボケ、未だ山本勘助、直江兼続は出てこない。