#ヨーロッパ情勢
【アテネ福島良典】ギリシャ国民は5日の国民投票で、欧州連合(EU)など債権者側が金融支援の条件として提示した財政緊縮策に「ノー」を突き付けた。背景には、5年に及ぶ緊縮策で経済の疲弊が長引く中、若者を中心に高まる「反緊縮」の機運がありそうだ…
【アテネ=森太、上地洋実】金融支援が失効したギリシャを巡り、欧州中央銀行(ECB)は1日、同国の銀行に対する資金供給枠を据え置くことを決め、欧州連合(EU)ユーロ圏財務相会合も、同国で5日に行われる国民投票までは協議に応じない方針を決めた…
ギリシャの債務問題でチプラス首相は、30日に期限が迫ったIMF=国際通貨基金への債務の返済について、「実現可能な合意に至ることができなければ、返済はできない」と述べ、ギリシャはおよそ2000億円の債務を返済できないという見方を、みずから初…
[アテネ 24日 ロイター] - ギリシャのブーチス内相は24日、債権者との間で合意に至らなければ、6月の国際通貨基金(IMF)への融資返済はできないとの考えを示した。 内相はメガテレビで、6月のIMFへ返済総額は16億ユーロだが「返済する資金…
【ロンドン坂井隆之、ローマ福島良典】欧州連合(EU)が、ギリシャ政府の改革案を承認したことで、2月末で期限が切れる金融支援の4カ月延長が確実になった。延長が認められなかった場合、ギリシャは3月中にも資金不足に陥る可能性があっただけに、欧州…