何故サッカーと言うスポーツはこうも面白くないのか?

 先日サッカーキリンチャレンジカップ2022の「日本代表×ブラジル代表」を視たが、後半48分くらいで1-0で日本が負けた。

 思うにスポーツの醍醐味は得点の取り合いだ! それに比べればサッカーと言うスポーツは最小得点もままならない場合が多く、酷い時には前後半90分で共に得点が入らず引き分け試合が半分以上近くも占める。かろうじてPK戦で勝負が決まるのが普通だ。

 国際スポーツで手を使えないのがこのサッカーが唯一である。逆説すれば人間の闘争心を否定してるかの如くに見える。

 我が家には男の孫3人いるが皆サッカーである。何故なら息子が公式のサッカーの審判の免許者だからである。だからサッカーの試合時間になれば、私みたいにサッカーの嫌いな人間はテレビが視れず隅に追いやられてしまう。

 最初に戻れば、何故得点の入らないサッカーの試合90分も見てられるのか私的にはどうしても解らない。Jリーグはそうでもないが高校・大学・社会人のサッカーの試合では、前半に1点でも入れようものなら、以後試合が終わるまで相手に得点を入れられない様に、ボールを回し合い延々と時間切れまで遊んでいるように見える。こんな試合本当に面白いのだろうか。それに比べればラグビー等はサイドにタッチで逃げ前進し、スクラムからモール等真っすぐ転がらないボールを支配し、一目散にゴールに走り込む、それこそイケイケドンドンだ、こんな面白いものは無い程である。差し詰めラグビーが肉食系の男と見え、サッカーは草食系の女と見る事が出来、土台闘魂の度合いがまるっきり違うと私的には感じてる。

ネトウヨ的安倍晋三元首相、トップ辞めたら言い放題! 滑舌的二枚舌!(笑)

 自民党安倍晋三元首相は12日、大阪市で講演し、敵基地攻撃能力を言い換えた「反撃能力」について「打撃力を持つということだ。この時代には当然要求される」との認識を示した。国防費を国内総生産GDP)比2%とする北大西洋条約機構NATO)諸国の目標に関し「国際標準となりつつある」と指摘した。

 北朝鮮のミサイル技術を巡り「予想以上に進化している」と危機感を表明。その上で「抑止力は圧倒的でなければならない」と述べ、反撃能力の保有が日米同盟の強化につながると主張した。

 

 

これ『安倍氏「打撃力保有は当然」 GDP比2%は国際標準』と題した共同通信社 2022/06/12 17:04の配信記事である。

 

 

総理大臣経験者として軽いナァ・・・・

戦争被爆国としての我が日本の元トップとしておツムが疑われる。

正直この人頭悪いんじゃと思ってしまう。

3年前に起こった池袋暴走事故の加害者に禁錮5年の実刑は軽いのでは? 裁判長に異議有!!

おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。

 

判決のあと、妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは記者会見を開き「きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います」と話しました。

 

おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。

 

裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」と無罪を主張していました。

 

判決で東京地方裁判所の下津健司裁判長は、当時の車の状況や警察の鑑定結果などをもとに「ブレーキとの踏み間違いに気付かないまま、アクセルを最大限踏み続けて加速させ、事故を起こした。車の速度は最終的には時速96キロに達していた。車に異常は認められず、故障をうかがわせる事情も一切ない」と認め、過失は重大だと指摘しました。

 

そのうえで「松永真菜さんと莉子さんは突如として将来への希望や期待を絶たれ、愛する家族と永遠に別れなければならず、その無念は察するに余りある。遺族の悲しみは非常に深く、喪失感はいまだに全く埋められていない」として、禁錮5年の実刑を言い渡しました。

 

判決を言い渡したあと裁判長は被告に向かって「あなたの過失は明白だと判断しました。納得できるのなら、責任を認め、過失を認め、真摯(しんし)に謝ってほしい。それを実践してもらいたい」とことばをかけました。

 

法廷では妻と幼い娘を亡くした松永拓也さんも言い渡しを聞き、目を閉じて裁判長のことばに耳を傾けていました。

 

■暴走の状況は

2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故の状況について、判決は次のように認定しました。

 

事故は平成31年4月19日の午後0時20分すぎ、都心の池袋で起きました。

 

判決によりますと、飯塚被告はレストランに向かって乗用車を運転していて、現場付近の交差点を左折しようとした際、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込み、踏み間違いに気がつかないままアクセルを踏み続けたということです。

 

その後、前を走る車とぶつからないよう車線変更を繰り返しながら加速し続け、縁石に衝突してもそのまま走り続けて赤信号の交差点に進入し、男性が乗っていた自転車に衝突したとしています。

 

さらに、アクセルを最大限踏み続けて、横断歩道を渡っていた松永真菜さんと莉子ちゃんが乗った自転車を跳ねたと指摘しました。

 

衝突する直前の被告の車の速度は時速96キロに達していたということです。

 

そのあとも車は直進し、ごみ収集車に衝突すると、その弾みで横断歩道を歩いていた自転車や歩行者を次々とはねて、最終的に貨物自動車にぶつかって停車しました。

 

被告が最初にブレーキとアクセルを踏み間違えてからおよそ10秒間のできごとで、判決は「めまぐるしく展開する想定外の事態にあわてたとしても、踏み間違いに気づかず加速を続けた過失は重い」と指摘しました。

 

■事故から2年5か月 遺族の思い

自宅はいまも家族3人で暮らしていた当時のままです。3歳の莉子ちゃんが大好きだったおままごとセットや、紙いっぱいに描かれた3人の似顔絵などが残されています。

 

妻と幼い娘を失ったことによる葛藤は消えることがないという松永さん。

 

「この手で触れられたら、抱きしめられたら、愛してるってこの口で直接言えたら、それだけ言えたらどれだけいいだろうかと思う自分もいれば、過去に縛られていたら2人は逆に心配してしまうのではないかと思う自分もいて、そのせめぎ合いです。僕の人生は、これとずっと付き合っていくと思います」と胸の内を明かします。

そして、裁判ではおよそ1年にわたって審理に参加。

 

意見陳述では涙を流しながら書いたという文章を読み上げ「仕事から帰ると必ず莉子が玄関で待っていてくれて『おかえりなさい』とお辞儀をしてくれるのがかわいくて、うれしくて幸せでした。真菜と莉子の命は戻りません。私たち遺族が前を向いて生きていくためにも、裁判所には重い判決を下していただきたい」と訴えました。

 

先月27日、松永さんは自身の誕生日の翌日にブログを更新しました。

 

「家族を愛すること」と題した記事には、4年前の松永さんの誕生日に真菜さんと莉子ちゃんから贈られた動画を掲載。

 

「生きていた時の写真や動画を見て、多くの人に交通事故の現実を感じて欲しい。そして巡り巡って事故がひとつでも防げたなら、自分が命尽きた時に胸を張って2人に会える気がしてしまうのです」とつづりました。

 

■「判決は前を向いて生きていくきっかけに」

判決のあと、松永さんは記者会見を開きました。

 

松永さんは「2人の命が戻ってくれたらとむなしさも感じますが、きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います。裁判長が遺族の苦悩や悲痛に寄り添うことばをかけてくれて、やれることをやってよかったと思いました」と話しました。

 

そのうえで「被告には、判決という客観的な形で事実が認められたことを受け止め、もう一度自分自身に問いかけてほしいです。被告が控訴するかどうか、この先どうなるかはわかりませんが、これからも2人の命をむだにしないために、裁判も、交通事故の撲滅に向けた取り組みも、私にできることはすべてやっていきたい」と話しました。

 

また、真菜さんの父親の上原義教さん(64)は「被告には心からの謝罪をしてほしい。人は間違いがある、この判決で自分が間違っていたという思いになってほしい。私たちの心を惨めにし苦しめる、控訴だけはしてほしくないと思います」と話していました。

 

■高齢の被告の今後は

過失運転致死傷罪の刑の重さは、7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金と定められていて、検察の求刑は上限にあたる禁錮7年でした。

 

禁錮の場合も刑が確定すれば刑務所に入りますが、懲役とは異なり、定められた刑務作業を行う必要はありません。

 

法律では禁錮より懲役のほうが重い位置づけで、飲酒運転や意図的にスピードを出して事故を起こしたなどの事実がない場合は、禁錮が相当とされています。

 

判決は、事故の原因がアクセルとブレーキを踏み間違えた過失によるものと判断したうえで「被告の過失は悪質だが、酒気帯び運転などの悪質な運転行為に伴うものではない」として、禁錮5年がふさわしいと結論づけました。

 

飯塚被告は刑が確定すれば刑務所に入ることになりますが、刑事訴訟法では、健康に著しい影響がある場合や70歳以上などの理由がある場合には、検察官の判断で刑の執行を停止できるとされています。

■高齢ドライバーの問題 今も課題が

この事故は高齢ドライバーの問題が改めて注目されるきっかけとなりました。

 

高齢ドライバーをめぐっては、事故防止を目的に平成10年に運転免許の自主返納制度が始まりましたが、警察庁によりますと、事故が起きたおととし、自主的に免許を返納した人は、高齢者を中心に全国で60万1022人と、前の年より40%余り増えて過去最多となりました。

 

去年も、それに続いて55万2381人に上っていて、このうちの半数余りが75歳以上です。

 

背景には、池袋の事故などを受けてドライバーが運転に不安を感じたり、家族などが返納を勧めたりするケースが増えたことがあるとみられています。

 

また、去年6月には高齢ドライバーの事故防止に向け道路交通法が改正されました。

 

一定の違反歴がある75歳以上のドライバーが免許を更新する際に、実際に車を運転する技能検査が義務づけられるほか、自動ブレーキなどの安全機能を備えた「サポートカー」に運転を限定する新たな免許が設けられることになり、いずれも来年6月までに導入される予定です。

 

一方で、75歳以上のドライバーによる死亡事故は毎年およそ400件起きています。

 

去年は333件と前の年に比べておよそ20%減少しましたが、背景にはコロナ禍による外出自粛などもあるとみられ、警察庁はこの10年余り、大きな傾向は変わっていないとしています。

 

新たに導入される技能検査などの対策や、安全機能を高めた車の開発、さらに高齢者が免許を返納しやすいよう、車を運転しなくても買い物や通院などができる環境整備などが、引き続き課題になっています。

 

■「判決が今後の事故防止に役立てば」慰霊碑訪れた人

事故があった東京 池袋の交差点付近は、2日も多くの人や車が行き交っていました。

 

現場近くの公園に設けられた慰霊碑のもとには、判決が言い渡された午後2時ごろ、近くに住む人などが訪れ、花束を手向けたり手を合わせたりしていました。

 

判決に合わせて訪れたという、近くに住む50代の男性は「ここを通るたびに、この事故のような悲しい出来事を繰り返してほしくないと感じます。風化させてはいけないし、二度と事故が起きないようにしなければいけないと思います」と話していました。

 

また、通るたびに手を合わせているという76歳の男性は「このような事故はなくさないといけない。きょうの判決が今後の事故防止に役立てばいいと思います」と話していました。

 

 

これ「池袋暴走母子死亡事故 90歳被告に禁錮5年の実刑判決 東京地裁」と題した2021年9月2日 19時12分のNHKのニュースである。

 

 

 

 2019年に東京・池袋で母子2人が死亡するなどした乗用車の暴走事故で、90歳の被告に言い渡されたのは「禁錮5年の実刑判決」だった。無罪を主張した被告への批判が法廷内外で続いたなか、専門家は量刑の妥当性をどうみたのか。

 

 2日の東京地裁判決は、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に対し、「アクセルとブレーキを踏み間違えた。過失は重大だ」と認定。法定刑の上限にあたる禁錮7年という検察側の求刑もふまえ、禁錮5年とした。

 

■元検事「社会の関心で求刑も重く」 判決に影響か

 元横浜地検交通部長で交通事故に詳しい鈴木敏彦弁護士は、今回の判決を同じ罪の事故と比べて「やや重い」と受け止めた。

 

 鈴木弁護士によると、検察は一般的に、飲酒運転や信号無視など悪質性が高ければ懲役刑、それ以外の過失は禁錮刑を選び、「結果の重さ」と「過失の大きさ」をふまえて刑期を決めて求刑する。「社会の関心が高い事件では求刑が重くなることもある」という。

 

 そのうえで鈴木弁護士は、飯塚被告への判決は検察による重い求刑が主に影響したとみている。過失運転致死傷罪の法定刑の上限(7年)は、電車や航空機の事故で適用される業務上過失致死傷罪の法定刑の上限(5年)よりも重い。今回の判決が「車以外の事故と比べても重い」と語る鈴木弁護士は、「プロの運転者よりも一般の人の過失が厳しく罰せられ、整合性がとれていない」と法定刑の違いを問題視する。

 

 事故で妻子を亡くした松永拓也さん(35)は会見で「被告に罪と命に向き合ってほしかった」と訴え、飯塚被告が「車の異常」と主張して過失を認めなかったことを非難した。

 

 無罪主張を繰り返した被告の姿勢は、判決で不利に働いたのか。

 

 

こっちは『「禁錮5年の実刑」重いか軽いか 池袋暴走事故、判決を専門家が分析』と題した朝日デジタル2021年9月16日 15時58分の配信記事である。

 

 

日本の法律の良さも悪さも加害者にも人権を考える事にある。

確かに法は公正にと言う事の証と見る事が出来るが、今回の量刑には私的には不服である。なにか公務員が裁く上級公務員への忖度が感じられるからである。

朝日の記事には量刑が重いとの記事であるが、この事故を交通法で見るからである。私的に例えれば民法でと考えてほしかった、何故ならこの加害者は事故の要因を自らの不注意を認めず、自動車の欠陥に転嫁したからである。これは意識的な捏造に近いからである。それとこの加害者考え方が上級公務員にありがちな上から目線そのものである。そして今もって自らの過失を認めていないと見えるからである。二人も殺しててである。こんな人間に禁錮刑は軽すぎる! もう一つ不満なのは、隣に乗っていた加害者の妻の存在である。普通の妻は自らの夫の過失を認めさせ、妻として夫の行動を戒め諭させるべきをしないばかりか、やはり上級公務員の妻と見え、似たもの夫婦の典型と言える。本当に一国民として不満であり、この裁判長の名が知りたい!

安倍晋三元首相が冗談で自らを「一番性格が良いのは安倍晋三と言われていた」との報に冗談じゃない!冗談にもほどがある!!

 自民党安倍晋三元首相は9日、党所属議員の会合で、首相の座を射止めるために必要な要素に関し「運と、多少の人柄もある」と述べた。直前にあいさつした茂木敏充幹事長が「幹事長より先は、私も未踏の地だ」と発言したのを引き合いに、宰相にたどり着く秘訣を披歴した格好だ。

 安倍、茂木両氏と岸田文雄首相の3人は衆院初当選の同期。安倍氏は「幹事長までは実力ですから、力があればなれる」とも力説した。

 安倍氏は昨年12月の茂木派パーティーで「同期一番の男前は岸田文雄、一番頭が良いのは茂木敏充。そして一番性格が良いのは安倍晋三と言われていた」と述べていた。

 

 

これ『首相の座は「運と人柄」 安倍氏が秘訣を披歴』と題した共同通信社の2022/06/10 00:32の配信記事である

 

 

2006年平成18年の最初に内閣を作った時の潰瘍性大腸炎で自信なくオドオドした様子は無いくらいのあの安倍晋三はもういない。かなりの自信家になったようだ。今こんな冗談を言えるくらい何をやったのだろう。7年8か月もの長期の政権を頂きながらやった事と言えばの自ら名をもじったふざけた「アベノミクス」と言う円安誘導策一つじゃないか。それより政治を私的利用した「モリカケと桜」の方が大きいじゃないか。それらの反省もなく、「同期一番の男前は岸田文雄、一番頭が良いのは茂木敏充。そして一番性格が良いのは安倍晋三と言われていた」と述べるとは冗談でも恥ずかしくないのだろうか。

細田衆院議長の大都市の議員増より地方の議員減の方が云々・・・・発言理解できる部分もある

 三権の長としての資質が疑われる言動を繰り返してきた。自分たちの決めた選挙制度見直しを再三否定した衆院議長の細田博之氏(島根1区)である。

 「国権の最高機関」と憲法で定められた国会の議長は、公正中立の立場で円滑な議事運営を担うことが求められている。にもかかわらず、細田氏は、衆院選1票の格差」是正のため国会が決めた定数「10増10減」をひっくり返す発言を重ねた。

 党利党略と疑われる始末で、重責の自覚が乏しいか、資質を欠いているとしか思えない。

 先月は、セクハラ疑惑が週刊文春で報じられた。「事実無根だ」と全面的に否定し、出版社に抗議文を送ったという。

 ただ、訴訟さえ辞さない構えを見せるなら、なぜ国会や会見で説明しないのだろう。正面から向き合わないうち、続報が出た。疑惑は払拭されるどころか、深まっている。職にとどまるつもりなら、きちんと説明責任を果たすべきである。

 週刊文春によると、複数の女性記者に対し、「今から家に来ないか」と深夜に電話したり、懇談した際に「いつでもいいから、うちに来てね」などと発言したりしたという。事実であれば、議員としても許されない。

 議長の資質が疑われるきっかけとなった「10増10減」の否定発言は、就任後2カ月もたたない昨年末だった。「地方を減らし、東京や神奈川を増やすだけが能ではない」と述べた。

 確かに、議席が大都市で10増え、広島、山口、岡山など10県で1ずつ減れば、地方の声が届きにくくなる懸念はあろう。

 それでも、選挙区によって有権者数が違う「1票の格差」が2倍以上に広がった状態は放置できない。解消できなければ、今度こそ司法に「選挙無効」と判断されかねないからだ。

 しかも細田氏は2016年に改正された関連法の提案者だった。自ら否定するとは責任感や思慮を欠いていよう。定数「10増10減」の否定だけではない。その後も軽率な発言が続いた。

 「月100万円未満の手取りの議員を多少増やしたって罰は当たらない」。先月は定数増をぶち上げた。給与に当たる歳費が「議長になっても月100万円しかない」とした表現にも関心が集まった。庶民との感覚の隔たりには、巨大与党の最大派閥のトップを務めてきた特権意識やおごりさえ感じてしまう。

 というのも、国会議員は、歳費に加え、月100万円の調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)や、格安の議員宿舎など、さまざまな面で優遇されている。それを忘れたかのような発言として批判を浴びた。無理もあるまい。

 注目されるのは、国会の対応だ。野党第1党の立憲民主党はきょうにも議長の不信任決議案を衆院に出す。参院選を控え、政局狙いとの見方もできよう。

 ただ、資質を欠いたとみられている議長が襟を正さないようであれば、衆院として何らかの対応が必要ではないか。

 議長就任に当たり、会派を離脱したとはいえ、自民党にも責任がある。党総裁でもある岸田文雄首相は、セクハラ疑惑について「議長が適切に対応するべきものだ」と人ごとのような国会答弁だった。資質が疑われている議長をどう扱うか。自民党の自浄能力も問われている。

 

 

これ『細田衆院議長の言動 「三権の長」の資質欠く』と題した中国新聞6月8日(水)の社説だ。

 

 

我々地方の人間にとってみれば、隣の住人が誰なのかも解からない都会の住民、しかも総選挙の投票率が半分にも満たない言わば政治に無関心住人の集まりである都会の議員定数を、いくら法の下での平等を謳っても、納得感は無いのが普通である。日本人ほど本音と建前の違う人種は居ないと解かっててもこの細田衆議院議長の発言は私的には良く理解できる。国会の定数是正問題はそうだがその他の女性記者への発言はただ単に助平爺々と言うだけに過ぎない。なるほどそんな顔してる(笑い)。

岸田首相の新しい資本主義は間違っている!

人間社会において一番大事なのは将来の保証が担保されてるかどうかである。

今の日本社会において岸田首相の言う新しい資本主義は、果たして我々日本人がもろ手を挙げて歓迎できるかと言えばそれはNOである。

岸田首相の言っている「新しい資本主義」は日本人に「貯蓄」から「投資」へ転換せよと言ってるのである。今の日本のコロナ禍で疲弊した経済の活性化を目指したいと思っての事だろうが、何故我々日本人が少しの貯えでも貯蓄に回そうとしてるのか? それを日本の行政のトップが理解できてないか勘違いしてると私的には思っている。

私的で恐縮だが、戦後生まれの私は先月で後期高齢者の仲間入りとなったが、正直言って二社の会社の経営者だが将来の蓄えは十分あるとは思っていない。もっと充実した生涯を送るには未だそれに見合う貯蓄にはなって居ないし、少々不安でもあるのである。そう言う状況の中で「貯蓄」から「投資」へ等夢のまた夢である。

8日朝のNHKニュースで恒例の30人インタビューで興味深いデータがあった。今岸田首相の目指している「新しい資本主義」の「貯蓄」から「投資」への提唱をどう思うか聞いた結果のデータだ。一番人出の多い東京の新宿で30人に聞いた結果だった。それによれば半分以上の人間が、将来予想を安定保証よりリスクの方が勝っていると言うデータだった。今や戦後驚異的に復興し、経済大国となった今の日本の住民の半数以上が将来を不安だと思っている証拠でもある。将来自ら掛けた年金さえ十分にもらえるか解からないと回答してるのである。こう言う状況での人間の気持ちがそこまで行っていないのに「貯蓄」から「投資」への提唱をする岸田首相、今後の政策の優先順位を変えるべきではと思う。「新しい資本主義」の考え方を今一度見直すべきであり、住民の意識を変える政策に転換すべきと逆に進言したい。

自らの政権時に何もしなかった麻生と安倍、今更岸田政権のキングメーカーか?(笑)

 政府はまもなく、岸田政権肝煎り(きもいり)の「骨太の方針」を閣議決定します。防衛費の増額などを巡り、自民党から修正を迫られながら、ようやくまとまったのですが、そこで見えてくるのが安倍氏と麻生氏、2人の存在です。

 

 岸田文雄総理大臣:「本年の骨太方針では、機動的なマクロ経済運営によって、経済回復を実現しながら新しい資本主義の実現に向けた計画的で重点的な投資や規制制度改革を行い成長と分配の好循環を実現する岸田内閣の経済財政政策の全体像を示しています」

 

 岸田政権では初の「骨太の方針」。いわゆる国民皆歯科健診の具体的な検討や、安全保障環境では、一層激しさを増しているとして、初めて「台湾」の文言が盛り込まれました。

 

 骨太の方針を巡っては、政府と自民党との間で調整が難航。

 

 1日、3日、6日の3回に渡って議論されて修正が繰り返されました。ようやく6日の会議で大筋了承され、7日の正式了承を経て、閣議決定に至ることになったのです。

 

 当初、政府が示した原案では、防衛費の増額の規模や期限が示されていませんでしたが…。

 

 安倍晋三元総理大臣:「やっぱり私は骨太に書くべきではないのかなと。しっかりした目安と期限を明示して国家意思を示しているんだろうと思う」

 

 安倍元総理など党内から、より踏み込んだ表現にすべきだといった意見が上がっていました。

 

 こうしたことを受け、修正案では元々、脚注部分に小さい字で書かれていた、NATO北大西洋条約機構)諸国が国防予算を対GDP国内総生産)比2%以上にすべく動いていることが本文に挿入されたほか、防衛力を「5年以内に」抜本的に強化すると明記されました。

 

 政治部・大石真依子記者:「安倍元総理は自身の考えを反映させようと、安全保障政策についてあらゆる場面で発信を繰り返しました。党内最大派閥を率い、大きな影響力を持つだけに、岸田総理も安定した政権運営のため、配慮せざるを得ない状況」

 

 また経済財政運営についても、安倍元総理らへの配慮があったといいます。

 

 政治部・大石真依子記者:「自民党内には、安倍元総理ら積極財政派と、麻生副総裁ら財政再建派。参議院選挙を控えるなかで、対立が表面化しないよう調整した結果が、今回の骨太の表現と言える」

 

 骨太の取りまとめに向けて、安倍、麻生のトップ自らが調整に乗り出し、お互い納得のいく形に仕上げた格好だというのです。

 

 岸田総理、両者からの提言を受け止めて、安倍元総理はじめ積極財政派への配慮から去年の骨太の方針にあった、2025年度の黒字化目標を堅持する、という表現を削除しました。

 

 そして、麻生副総裁ら財政再建派に配慮して、「財政健全化の『旗』を下ろさず、これまでの財政健全化目標に取り組む」と明記。

 

 安倍、麻生、両者のバランスをとった形になっています。

 

 政治部・大石真依子記者:「発信を強める安倍元総理には、党内から“やりすぎだ”とあきれ声、“今から参院選後の主導権争いが始まっているということだ”と解説する人もいる」

 

 

これ『「骨太の方針」岸田氏の影薄く? “修正”背景に安倍氏、麻生氏の存在』と題したテレ朝news 2022/06/07 19:36の配信記事である。

 

 

この何もやらなかった二人、とてもじゃないが岸田首相にモノ言える立場じゃないだろう?(笑)